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知っておいて!妊娠中期・後期の出血

知っておいて!妊娠中期・後期の出血

※雑誌「妊すぐ2013年4月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

前置胎盤

子宮口をふさぐ位置に胎盤ができ、24週頃以降そこから突発的に出血し、その後たびたび出血します。痛みはなく、超音波健診ですぐに分かり、帝王切開での出産になります。

胎盤早期剥離

胎盤が何の前触れもなくはがれてしまう状態で、母子ともに危険が高い状態。性器出血を認めますが、おなかの中ではもっと大量に出血しており、産科の代表的な救急疾患です。

Q.褐色くらいだと心配なし?

A,まずは出血の原因をつきとめるのが先決
血液の色が褐色であるということは、その血液が少し古いものだった、ということを意味します。しかし、例えば異所性妊娠で、卵管などで出血したものが長時間たって性器出血として認められることもあり、褐色だからといって安心できるという訳ではありません。

Q.検査薬で妊娠反応が出たら、妊娠と思ってOK?

A,妊娠検査薬で陽性だったなら早めに病院へ
妊娠検査薬で陽性と出たけれど、出血があった場合、化学流産、流産、異所性妊娠、胞状奇胎なども考えられます。ほうっておいて手遅れになった場合、母体に危険が及ぶこともあるので、早めに診察を受けることをおすすめします。

Q.歩けないくらいの痛みで自力での受診ができない時

A,眠れないほどのおなかの痛みを伴う時
出血以外の症状がないのなら、救急車を呼ぶ必要はありません。でも、痛みがあれば放置せず早めに受診し、子宮内の妊娠かどうかや、妊娠週数、胎児心拍の有無を確認してもらいましょう。出血が多かったり歩けないほどの痛みで自力での受診が困難であれば、救急車を呼んで。