流産の経過と措置はどうなるの?

流産の経過と措置はどうなるの?

※雑誌「妊すぐ2013年12月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

稽留流産

胎芽(胎児)が子宮内で死亡し、超音波で胎児心拍を認めない状態。この時点では母体には自覚症状はありません。子宮内容除去術を受けますが、胎芽の大きさによっては自然に排出されるのを待つ待機療法をとることもあります。

進行流産

流産が進行しており、子宮から胎児が排出されようとしている状態。子宮頸管が開いて陣痛のような下腹部痛が起き、性器出血があります。子宮内容除去術か、自然に排出されるのを待つ待機療法かのいずれかになります。

不全流産

胎芽(胎児)やその付属物が完全に排出されておらず、一部が残っている状態。子宮頸管は開いた状態で、出血や下腹部痛が続いています。子宮内をきれいにするため、除去手術を受けなければなりません。

完全流産

胎芽(胎児)やその付属物が完全に排出された状態。進行流産を終えて、子宮口は閉鎖し、出血や下腹部痛は収まります。超音波で見て子宮内に何も残っていなければ、この後の治療は特になく、次回の妊娠に備えます。