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羊水異常

羊水異常

※雑誌「妊すぐ2013年1月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

羊水過多・羊水過少は発症すると胎児に影響が

羊水量が800mlを超える場合を「羊水過多」、100mlを下まわる場合を「羊水過少」といいます。羊水過多症の場合、妊娠糖尿病などが原因とされる場合もありますが、発症する妊婦さんの約60%は原因がわかっていません。羊水過少症の場合は、前期破水によるものが約半数を占めます。どちらの場合も羊水の中で暮らしている胎児には影響があることが多く、奇形や染色体異常を合併することもあります。

羊水過多症は安静が基本、羊水過少症は状況に応じて対応

羊水過多症の場合は、急激な子宮の膨張や体重増加、呼吸困難、頻尿などの症状が見られ、前期破水や切迫早産を予防するためにも入院・安静が必要になります。羊水過少の場合は、妊娠週数に比べて子宮が小さく、有効な治療法はないのですが、分娩時に人工羊水を注入したり、胎児治療を行うケースもあります。