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妊娠悪阻

妊娠悪阻

※雑誌「妊すぐ2013年1月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

つわりの症状が悪化すると入院して治療が必要に

つわりの症状が悪化すると、嘔吐を頻繁に繰り返し、食べ物を摂取できないことから栄養障害や体重減少、脱水や飢餓状態など、さまざまな症状をきたします。これをつわりと分けて、「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼びます。主に初めての妊婦さんに多く、全体の1〜2%に見られます。心理的ストレスや社会的ストレスがある妊娠さんに見られることも多いそう。また、食べ物を摂れないことからビタミンB1が不足し、「ウェルニッケ脳症」に陥るケースも。症状のあらわれる時期は、妊娠初期が最も多いのですが妊娠初期を過ぎてもつわりの症状が軽減されず、ひどくなっていると感じた場合には注意が必要です!

「妊娠悪阻」と診断されたら入院し安静にするのが基本です

軽症の場合の治療法としては、好きなものを少量かつ数回に分けて食べる、ウェルニッケ脳症予防のためビタミンB1の輸液、など。心理的ストレスの場合は、入院により環境が変わるだけで症状が軽快する可能性も。症状が重い場合には、吐き気をおさえる薬を投与。治療効果がなく、重症のケースには母体生命を優先して人工妊娠中絶も考慮されます。

つわりでどんな症状に悩まされている?

1位やたらと眠い 73%

2位胃がムカムカ 56.6%

3位だるい 55.5%

4位便秘 50.7%

5位食欲増 35%

※2011年9月実施「妊すぐWebアンケート」より(回答者数4727名・複数回答可)

つわりと妊娠悪阻はこう見分ける!

【主な症状】

つわり:吐き気・嘔吐・倦怠感・眠気・頭痛・嗜好の変化

妊娠悪阻:一日中続く複数回の嘔吐・5%以上の体重減少・脱水・飢餓状態

【確率】

つわり:50〜80%の人に見られる

妊娠悪阻:1〜2%の人に見られる

【症状のひどい時間帯】

つわり:早朝や空腹時

妊娠悪阻:一日中

【治療の必要性】

つわり:不要

妊娠悪阻:必要