妊娠・出産・育児の情報サイト

風疹

風疹

※雑誌「妊すぐ2013年1月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

大流行中です。妊娠初期の感染が最も危険

母体が風疹ウイルスに感染すると、胎盤から胎児に感染してしまうことがあります。特に妊娠12週未満の胎児の器官形成期に感染してしまうと、80%〜90%の確率で胎児にも感染し、そのうち90%以上の確率で先天性風疹症候群(CRS)という先天性の異常を生じることがあります。CRSは、白内障、心奇形、難聴が3大症状。感染しないように気をつけて!

有効な治療法はなく妊娠前のワクチン接種が唯一有効

「妊娠中に初感染すると、胎児への感染・CRSを防ぐ有効な手段は確立されていません。CRSを発症して産まれてきた場合、白内障と心奇形は手術を、難聴は早期リハビリが重要」

1979年〜1987年生まれは風疹ワクチン谷間世代なので要注意!

1977年に予防接種法が執行となり、女子中学生への風疹ワクチンの予防接種がスタート。その後、1995年に予防接種法が改正され、対象が1〜7歳半までの男女となりましたが、これと同時に女子中学生の集団接種が廃止に。このため、当時7歳半〜中学生だった世代(1979年4月2日〜1987年10月1日産まれ)の女性は、ワクチン接種が義務ではなくなってしまいました(男性は1987年10月1日以前に産まれた場合)。自分が過去に風疹ワクチンを接種しているか不安な人、またワクチンを受けていても年数経過で抗体価が下がっていることがありますので、抗体の数値を確認しましょう。