早産・切迫早産

早産・切迫早産

※雑誌「妊すぐ2013年1月号」の記事となり、当時の記事を掲載しています

原因の大半が絨毛膜羊膜炎。感染症によることも

妊娠22〜37週未満の出産を早産といい、早産の危険が高い状態を切迫早産といいます。早産では、胎児の成長が不十分であるにもかかわらず出産するため、未熟な赤ちゃんは十分な適応能力がなく、脳室内出血や未熟児網膜症など、合併症の発生率も高くなります。原因は絨毛膜羊膜炎や、感染症、喫煙などさまざま。切迫早産の原因は大半が絨毛膜羊膜炎で、下腹部に痛みや少量の出血などの症状があらわれます。

切迫早産の場合、破水しているか破水していないかで対応が異なる

早産を予防するには、『切迫早産』の早期診断が重要です。切迫早産では、34週未満で破水している場合は、可能な限り妊娠を継続させ、34週以降の場合は自然分娩か分娩誘発にて出産を。破水していない場合は、安静にして妊娠を継続させて、胎児が十分に成長するまでおなかの中で発育させます。

年々増加傾向にある早産の要因

年齢的要因

晩婚化による高齢出産、妊娠合併症の増加

医原性要因

生殖補助医療技術による多胎妊娠

感染症

セックスの若年化による細菌性膣症の増加、これによる絨毛膜羊膜炎の増加

環境要因

妊娠中の喫煙や過剰なダイエットによる激やせ