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3歳までのケアが一生の肌質を決定する!?今すべき赤ちゃんの正しい入浴法とスキンケアとは

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赤ちゃんの入浴やスキンケア、皆さんはどうしていますか?

生まれながらもちもちの肌には、特別なケアは必要ないと思っている人も多いかもしれません。でも、赤ちゃんの肌は汗っかきで汚れやすく、生後2ヵ月までは頭やおでこがベタつきがち。また、皮脂の分泌が少ない部分が多いため、全身が乾燥しやすいのです。表皮が形成される0〜3歳の間に肌トラブルを繰り返すと、大人になってからも肌トラブルが起こりやすくなるといわれています。

だから、生まれてすぐからの毎日のスキンケアがとても大切。赤ちゃんの肌への刺激とならないスキンケアアイテムを使い、肌を清潔に保ち潤いを与えることで、肌トラブル予防に繋がります。

赤ちゃん時代のスキンケアが一生ものの美肌を作るのです。

今回は、赤ちゃんの肌トラブルを防ぐ正しい入浴法とスキンケアをご紹介します。

 

①アイテム選びのポイントはコレ

肌への刺激が少ないものを選んで

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スキンケアアイテムは赤ちゃんの肌に合うものを選びましょう。赤ちゃんの肌質によっては、香料などの添加物が肌への刺激になることもあります。無香料、弱酸性、低刺激、無着色のものがおすすめです。洗浄料は肌と同じ弱酸性で、泡立ちがきめ細かいものがベスト。泡タイプで目にしみず、洗い上がりがしっとりのものを選びましょう。

 

肌なじみの良い保湿剤で毎日のケアを

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肌の水分は、油分の膜で蓋をしないとすぐに蒸発してしまいます。保湿剤は水分と油分のバランスがいい乳液(乳状ローション)やクリームがおすすめです。乾燥する季節は、より保湿力の高いクリームタイプを使うといいですね。

毎日使うものだから、新生児や敏感肌の赤ちゃんにも使える低刺激タイプのものを選びましょう。目や口の周りにも使えるよう、食物アレルギーなどのテスト済みのものを選ぶのもポイントです。余分な添加物が入っておらず、ママにも肌なじみの良い保湿剤だと安心ですね。 

 

②赤ちゃんの入浴法をマスター!

お風呂に入る前に準備するもの

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・ベビー用バスマット

・バスタオル

・着替えの服

・おむつ

・ベビー用のくし

 

頭にはヘアシャンプーを、顔・体には顔・体用シャンプーを使い分けましょう。湯温は38〜39℃に設定を。

お風呂上がりにすぐ着替えられるように、タオルは広げて、おむつや服をセットしておくとスムーズです。

 

きめ細やかな泡の力できれいに洗う

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泡をたっぷり手に取って、汚れを浮かしながら洗いますガーゼやタオルは赤ちゃんの肌には刺激が強すぎるので、ママの手でやさしく洗ってあげて

泡で出てくるポンプタイプの洗浄料なら、プッシュするだけでそのまま簡単に使えるから、新米ママも楽チンです。

 

頭皮はベビー用ヘア専用シャンプーを使って

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赤ちゃんでも皮脂分泌が多い頭部は、ベビー用ヘア専用シャンプーを使いましょう。ヘアシャンプーは目に入ってもしみにくいものがおすすめ。指を立てるようにして、指の腹をしっかり使って頭皮を洗います。髪の生え際から後頭部、耳の裏側も忘れずに。最後はシャワーで洗い流します。

 

顔に泡をのっけて指でくるくるなで洗い

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顔のTゾーンは赤ちゃんでも特に皮脂が多い部分。顔全体に顔・体用シャンプーの泡をつけて、指でくるくるとなでて洗いましょう。

仕上げのシャワーは勢いを弱めにして。頭を起こすようにして上からかけると、目を自然に閉じてくれますし、鼻や耳にもお湯がほとんど入りません。

 

体はママの手でやさしく。くびれの奥まで指を入れて洗って

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泡だった洗浄料をたっぷり手に取り、体を手でなでるようにして洗います。汚れがたまりやすい首の付け根や脇の下、指の股、おしりなど、しわの奥まで指を入れてしっかりと洗いましょう。

 

清潔なシャワーのお湯で洗い流す

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最後は湯船のお湯ではなく、清潔なシャワーのお湯で流します。熱すぎると赤ちゃんが疲れてしまい、肌への刺激も強すぎるので、湯温は38〜39度に設定して。

お風呂から上がったら、タオルでこすらずに、赤ちゃんを包み込むようにやさしく押さえるように拭きましょう。

 

③お風呂のあとは全身保湿でぷるぷる肌に!

お風呂上がりは5分以内に保湿。保湿剤はたっぷりと使って

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お風呂上がりから10分を経過すると、肌の水分が急激に蒸発してしまうので、体を拭き終わったら5分以内に保湿しましょう。保湿剤をたっぷり手に取り、赤ちゃんの肌に乗せ、肌がテカテカするくらいまで顔も体も全身くまなく塗ります。

 

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肌をこすっている感じがあるときは、保湿剤の量が足りないのかもしれません。ティッシュペーパーが肌に貼り付くくらい、たっぷりと塗るのがポイントです。

 

保湿剤はこすらないように全身に塗り広げて

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保湿剤をたっぷり手に取り、手足なら付け根から指先まで、胴体なら首から股に向かってという具合に、上から下へと一方向にのばします。各パーツごとに500円玉大の量が目安です。

 

首のくびれ、腕、おしりなど、しわの間もたっぷりと

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首のくびれは塗り忘れしやすい部分。しわを広げてきちんと塗りましょう。

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腕、ひじは、腕の付け根から指先に向かって塗り広げます。指の股も保湿しましょう。

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おしりの間もかぶれやすい部分。肛門まわりにも指を使ってきちんと塗りましょう。

他にも、背中、足、脇の下など、忘れずに全身くまなく保湿しましょう。とくに顔まわりは外部からの刺激が多い部分。カサつくところはテカテカになるまで重ね塗りをします。

保湿が完了したら、清潔な服とおむつに着替え、髪の量が多い子はベビー用のくしで髪の毛を整えてあげましょう。

 

もちもち美肌の完成!スキンケアは親子の心も結びます

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赤ちゃんはママやパパにやさしく触られることが大好き。肌にタッチしてスキンケアすることは、親子にとって絶好のスキンシップタイムになりますね。毎日のスキンケアが赤ちゃんの心のケアにもつながっていくのです。

皆さんも、赤ちゃんにぴったりの洗浄料や保湿剤を選んで、楽しくスキンケアしてみてくださいね。

 

今回使用したのは、20年間、ママと子どもの肌に向き合ってきたスキンケアブランド・ナチュラルサイエンスの「ママ&キッズ」。ママのお腹の中をお手本にした保湿成分をたっぷり配合。生まれたての赤ちゃんから使える、やさしさにこだわったアイテムが揃っています。ボトルも使い勝手がよく、万が一目や口に入っても大丈夫なので、新米ママやパパにも安心ですね。

 

 

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参考『これが最新 赤ちゃんのスキンケアがよくわかる本』(主婦の友社)

提供元:株式会社ナチュラルサイエンス