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19時間の陣痛!我慢の限界に達するまで痛みを体感

 

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私のお産は陣痛から始まった。といっても、我慢できないほど痛くなったのは最初の痛みから12時間以上経ってから……。じわじわと痛みは上りつめ、決して後戻りをすることのない恐ろしい時間だった。

最初に痛みを感じたのは、予定日より4日後の朝6時頃だった。ズンズンとしたお腹の痛みで目が覚めた。陣痛とは呼べない程の痛みだったが、規則的に痛くなったり治まったりしたので、これはもしや出産の始まりではないかと思った。午前中に診察があったので、NSTのモニターをつけて見てもらったが、あまり針は振れず、助産師からは「陣痛なんてこんなもんじゃないわ」と一蹴される。

しかし、家に帰っても痛みは治まらず、ゆるやかにその度合いを増していった。夕方には本格的に痛くなり、入院準備までして病院に行くが、医師から「まだ子宮口が1センチしか開いていない」と言われ自宅へ帰される。

普段からそれ程生理痛のない私は痛みに敏感すぎるのかもしれない。けれど、痛みは強くなる一方だ。夜9時頃になると、生理痛の比にならないくらい強烈な痛みが10分感覚でやってくるようになった。痛みに苦しむ最中に「いきんだらお腹の赤ちゃんが苦しがるよ」との母の忠告があり、その言葉を信じ痛くても一切いきむことができなくなる。

どうにか痛みを逃すのに知っていた唯一の方法は、マタニティヨガのDVDを見ながら練習していた呼吸法。お腹の赤ちゃんに空気を送るように息を吸い、赤ちゃんを自分に寄せるように息をゆっくり吐く。しかし、これだけでは全く楽にはならず、布団の隣に置いてあったベビーベッドの柵を思い切りつかむ。さらに、夫に腰をさすってもらうが、優しすぎて全く意味がない。仕方ないので母を呼び力強くさすってもらう。

もう我慢の限界と感じ、もう一度病院へ行くが、助産師に「まだ子宮口が3センチしか開いていないので一旦家に戻りましょう」と言われ再度帰宅。

あれほど辛かったのに、またもや家で苦しむ。夫に陣痛の来る間の時間を計ってくれと頼むと、なんと陣痛までの時間をカウントダウンし始めたため恐怖感が増し、すぐにやめさせる。その後痛みはついに5分間隔になり3時間後に、再び病院へ。このとき、陣痛が来るたびに痛くて全く動くことができなかったため、インターバルの間に移動し、休み休み病院へ向かうことになった。

病院では予定より早く、2時間程で出産することになった。最後は耐えられる痛みの限度を超え、ついに恥ずかしいという感覚さえ吹き飛び、声まであげていた。ただ、助産師の腰のさすり方が本当に上手で、その上励まし続けてもらったおかげでなんとか陣痛も乗り切ることができた。振り返ってみると、朝6時から翌日の午前3時まで、陣痛と戦い続けた長い一日だった。

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著者:あーママ
年齢:33歳
子どもの年齢:10カ月

専業主婦とちょっとした執筆をしながらマイペースに子育て中。家でじっとしているのが苦手なため、近所の児童館に行ったり、託児付きのエクササイズに行ったり、街を散策したりする毎日。最近は夫婦共通の趣味であるダンスに子どもも付き合わせて参加するのが楽しみ。いつか息子と踊りたい。

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