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立ち会い出産を経て「戦友」に!血を見るのが苦手でも頑張った夫

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当初から私は夫の立会いを希望していました。個室でフリースタイル出産の産院だったため、家族は基本的に立会うことになっているのですが、血を見るのが苦手な夫はずっと「俺、立会いは無理かも…」と言っていました。テレビで放送する動物の出産シーンも見られないほどなんです(笑)。

 

産院にあらかじめ立会いの有無を知らせる必要はなかったので、院長先生から「じゃあ出産するときになって決めればいいですよ」と言われていました。助産師さんからは「奥さんの足のほうじゃなくて頭のほうに立てば見えないから大丈夫よ」とアドバイスが。

 

出産予定日を過ぎて、やっとおしるしがきたので夫にメールしたら、夫の上司が「生まれるまで会社を休みなさい」と特別な配慮をしてくださり、その日、夫はお昼に帰宅。しかしそこから生まれるまでに1週間もかかるとは上司も思っていなかったと思います(笑)。でもそのおかげで夫はずっと私に付き添うことができました。お産を促すために往復で2時間近く歩いた通院も、陣痛促進剤を投与するときも、ずっとそばにいてくれました。

 

そして、陣痛促進剤の効果があってお産が進みました。強い陣痛のたびにお腹にいる赤ちゃんの心拍が下がるので、夫は「○○○がんばれ!」と既に決めていた子どもの名前を呼びながら声をかけ続けてくれました。私はお腹の痛みもさることながら、腰の痛みとお尻の穴の痛みのほうが辛くて。夫は私の腰を指圧でグググーっと押し、私のお尻にテニスポールを強めに当て、会社で働いているより大忙しだったと思います。

 

そんなこんなで、「立会うかどうかは、そのときに決める」なんて選択の余地はなく、「この流れはもう立会うしかない!」という状況でした。結局、赤ちゃんの心拍の問題もあって、お部屋ではなく分娩室の分娩台へ移動しての出産となりました。助産師さんの助言通り、夫は私の頭のほうに立っていたので、赤ちゃんが出てくるところを見なくて済み、貧血で退場なんてことにはなりませんでした。助産師さんに「じゃあお父さん、へその緒を切ってね」と言われたときに気が遠くなったそうですが、なんとか持ちこたえたそうです。

 

後で夫に「どうだった?」と聞くと、「立会ってよかった。理解しているつもりでいたけど、出産がこんなに大変だったなんて、実際に立会ってみないと分からなかった。赤ちゃんのことも応援できたし、二人の役に立てた気がするから本当によかった」と言っていました。

このときの出産を通して、夫婦の間に「戦友」という関係性が加わったような気がします。

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著者:イッチー
年齢:41歳
子どもの年齢:2歳10ヶ月

36歳のときに遅ればせながら結婚。39歳で第一子となる長男を高齢出産。月齢10ヶ月から息子を保育園に預けて仕事復帰。会話でコミュニケーションができるようになってから、「育児っておもしろいな!」と実感した遅咲き母。もうすぐ3歳になる甘えんぼ男児からの「抱っこ!」攻撃に対応すべく整骨院でのメンテナンスが欠かせない。

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