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経験して分かった、里帰り出産のメリット・デメリット

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私が里帰りすることを決めたのは、出産予定日の2週間ほど前のことです。それまでは、実家と自宅は徒歩15分と近距離なこと、自宅の居心地がよいこと、夫に育児に慣れてほしかったこと、母から干渉されるのがいやだったことなどから、里帰りはしないつもりでした。一方、母は妊娠がわかったころから、当然里帰りして来るものと、はりきって準備を進めていました。

そんな母に「里帰りをすることは考えていないが、可能であればしばらくは私の自宅に手伝いに来てほしい」とお願いすると、断られこそしなかったものの、里帰りを勧められ、同時にとても残念そうにされました。初孫が産まれることを、母はとても楽しみにしていたのです。

 

親孝行のためにも里帰りをするべきか、自分の気持ちを優先すべきか、しばらくの間悩みました。最終的に、里帰りすることに決めたのは、出産経験のある友人からの「産後の身体は想像以上にきついから、家事をするのは無理」とアドバイスされたこと、物理的に母が毎日通うのは難しいと考えたことからです。「どうしても実家がいやになれば、自宅に帰ることはいつでもできる」という思いもありました。

 

そして、結論からいえば、この判断は私にとって正しいものでした。

産後の下半身の痛みは想像以上で、体力も落ちているのか疲れやすいうえに、産まれたばかりの赤ちゃんがいます。赤ちゃんの世話で精一杯で、とても家事をできるとは思えませんでした。吐き戻しやウンチ漏れなどで洗濯の回数も多く、母乳育児のため食事の栄養バランスにも気を付けなければなりません。ほこりも気になるので、掃除機も毎日かけたいところです。仕事優先で家事を手抜きしていたこれまでとは違い、やらなければならない家事がたくさんあります。実家では、家事は洗濯物を畳む程度で赤ちゃんの世話に専念できました。下半身に負担がかかる沐浴は、母がやってくれました。

また、赤ちゃんが吐き戻したり、火がついたように泣いたりしたときに、一人ではどうしたらよいかわからず不安だったと思います。子育て経験のある母に「大丈夫だよ」と言ってもらうだけでほっとしました。

 

とはいえ、よいことばかりではありません。退院当日、病院で言われた通りに赤ちゃんのお世話をしていると「そのやり方はかわいそう」などと嘴を挟みます。今思えば、赤ちゃんと私のためなのですが、気持ちが不安定だったのでしょう、思わず泣いてしまいました。その後も、育児や生活の些細なことで意見の相違があり、お互い気を使いながらの生活でした。

 

また、実家での生活が快適であるがゆえに、自宅に帰ってから、赤ちゃんに慣れていないうえに帰りが遅い夫との生活に不安を感じることもありました。早く自分たちのペースをつくりたかったこともあり、一般的に「床上げ」と言われる3週間ちょうどで自宅に帰りました。

帰宅後も、1ヶ月検診までは、買い物と沐浴のために母が毎日通ってくれました。お陰で、段階を踏んで赤ちゃんのいる生活に慣れることができました。

 

里帰り出産にはメリット、デメリットの両方があります。実家との距離や家族構成によって、希望通りにできないこともあるでしょう。しかし、もし私が今友人に「里帰り出産はしたほうがよいか」と聞かれたら、迷わずYesと答えます。

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著者:Mayu Ken

1984年東京都生まれの30歳。雑誌編集者。2012年結婚。2014年第一子出産。子供は現在0歳4カ月。趣味:旅行、読書、ドラマ観賞、フィットネス。一人旅を好み、あと3県で全国47都道府県制覇。興味があること:インテリア、女性のライフスタイル。整理収納アドバイザーの資格取得に向けて目下勉強中。好きな言葉:七転八起。

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