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アメリカ流逆子対策に呆然。我が子に申し訳ない治療法

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小さい時に、母親から私は逆子で、逆子運動をしたので、一度、普通の位置に戻すことができたけれど、また、逆子状態に戻ってしまった。

担当の医師と話をして、再度逆子運動をしようかと考えたけれど、むしろへその緒が首に巻かれてしまう可能性が高くなるから、とりあえず逆子のままで普通分娩をして、場合によっては帝王切開をしようということで出産に挑んだそうです。出産時には、驚くほどの人が”いざ”という時のために分娩室にいて、母親はむしろ緊張したと言っていました。結局、無事帝王切開をすることなく、この世にお尻から誕生したと聞かされていました。

このこともあってか、わたしの娘が逆子と聞いたときに、特に大きな抵抗もなく、遺伝なのかな?頑固な子なのかな?と気楽に考えていました。

逆子を聞かされたときに、担当の医師は、”気がつけばもどってることもあるから”と言っていたので、それほど大きな不安もなく、戻らないときは、以前母親が言っていた”逆子運動”を教えてくれるのだろうと思っていました。

が、現在アメリカ在住で、アメリカでの出産だったのですが、予定日の4週間ほど前に、検診に行ったら、”逆子なので予定帝王切開になります”と言われました。

私の中では、てっきり、先生が逆子運動の仕方を教えてくれたり、母親が経験した通り、できるだけ自然分娩で、ダメなら、帝王切開という形をとるのだと思っていたのです。

逆子に対する抵抗はなかったのですが、帝王切開=手術に対する不安が大きく、なんとかして、できるだけ自然分娩にできないかと、担当医に逆子運動の必要性を聞いてみたりしましたが、基本的に逆子運動は意味がないといわれ、どうしても自然分娩にこだわるのであれば、逆子をお腹の上からおして通常の位置にもどすという治療法があるといわれました。

逆子に対する抵抗よりは、自然分娩に対する執着が大きかったため、この治療をすることを決めました。

治療は、万が一のために、手術室のすぐそばの個室で行われました。

看護師が2人と、担当医と、そのアシスタント。

背中にお腹周りの筋肉を休める注射が打たれ、私は仰向けになっており、私は左手で主人の手を握っていました。

いざ、治療が開始し、頭の中でわかっていたものの、2人の大きな大人が、私のお腹(赤ちゃんのいるお腹)に、思いっきり体重をかけ、えぐるように、娘の位置を変えようと私の頭の方に力一杯押してきました。大人二人の大きな圧迫のせいで片方に寄る自分のお腹をみて、背中はそり、そして、お腹への圧迫を感じました。看護師さんには、”リラックスして”と言われましたが、そんな、リラックスなんてできません。自分の娘を攻撃されてる感じがして。自分なりに体幹をリラックスする努力はしましたが、私の夫を握る左手は、ものすごい力が入ってました。後になって夫に聞くと、”指をおられる覚悟でいた”といってました。

結局、娘の心拍数が上がったため、安全のために、治療を断念しました。

最終的には、娘はびくともしなかったのです。

このあとは、ただただ、娘に対して申し訳なくなってしまい、辛く感じました。

国によって違いがあるのは知っていましたが、もっと早くに調べて、できることをもう少しやっていればよかったのかなぁと思うと同時に、娘は彼女の生まれ方を決めたんだから、それをただただ受け入ればよかったのかなと、思ったりもしました。

この治療でも異常を来すことなく、無事に予定帝王切開で生まれてきてくれたのでよかったですし、何事もやってみないとわからないことが多いので、果たして今回の私の決断がよかったのかどうかはわかりませんが、もし、今度妊娠することがあれば、ありのままを受け入れようと思っています。

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著者:mayumiyam
年齢:37歳
子どもの年齢:9ヶ月

仕事の都合で、海外の街を転々と移動する生活の中、妊娠が判明。妊娠判明から、出産までの間に診てもらった医者の数は、6人。分娩を担当してくれた医者に会ったのは、帝王切開予定日の5日前。無事に娘を迎えることができて、とても嬉しく、毎日の彼女の成長を見ながらを楽しませてもらってます。

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