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門限10時、漫画は禁止!厳格な父への「授かり婚」報告

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しつけに厳しい厳格な父の下、子どもの頃からゲームや漫画は禁止、携帯電話は大学に入るまで持てず、大学生でも門限10時という生活を送っていた私。

 

そんな私にも大学1年で初めて彼氏ができ、交際すること5年。2人で沖縄旅行へ行くことに。その頃には私達2人の間では結婚の話もでていて、両親へ彼氏としての挨拶は済ませてはいたものの、まだ両親へその意思を伝えてはいませんでした。

 

旅行から帰って1カ月後。なんだか体調がおかしく、ネットで検索すると「妊娠」の二文字。慌てて薬局に妊娠検査薬を買いに走り、検査してみると、くっきり陽性反応が…! 頭はパニックでしたが、すぐさま彼氏へ電話連絡。「とにかく、次の土曜日に産婦人科に行って、妊娠が事実なら、その足でご両親へ挨拶に行こう」と。

 

そして、土曜日の朝。スーツ姿の彼氏と二人で産婦人科へ。モニターに映し出される小さな丸い胎のう。控え室で待っていた彼氏が呼ばれ、「ご主人ですね、おめでとうございます!」の声に、喜びと同時に、とても複雑な思いを抱いたのも事実です。

 

病院の外に出て、携帯で実家をコール。急な連絡に驚きながらも、結婚の話だということは父にもすぐにわかったようです。

 

「こういう事は前もって連絡するべき」と、最初こそ怒り口調でしたが、その後はお酒も入り、いつにもなく饒舌な父。1時間ほど話をしたところで「それで、式はいつごろする予定だ?」と。「できるだけ早く…」と彼氏。「なぜそんなに急ぐんだ?」と訝る父に「実は…」と産婦人科でもらったエコー写真を差し出し、身を強張らせる私と彼氏。

 

しかし、いつまで待っても反応がなく、恐る恐る父の様子を窺うと、涙ぐみながら頭を抱えて黙りこくっています。長く沈黙の後、ようやく口を開いた父。「若い二人で苦労するだろうけど、子どものために精一杯頑張りなさい。○○君(彼氏の名前)、娘をよろしくお願いします。」

 

それまで緊張と不安でいっぱいいっぱいだった私。その言葉を聞いた瞬間に、号泣してしまいました。後で聞けば、母もこの反応には驚いたそうですが、ずっと母には「いつ結婚するのかな。早く孫の顔が見たい」と言っていたそうで、怒りよりも喜びが先に立ったんだろうと。

 

子どもが生まれてからはあの鬼のように厳しかった父はどこへやら! すっかり孫大好きなおじいちゃんになり、私と父の関係も、以前よりもぐっとよくなりました。

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著者:saya

1983年生まれのイノシシ年。だからかは知らないが、「猪突猛進」という言葉がぴったりな、行動力だけが取り柄の熱い性格に。2009年に長女、2013年に次女を出産。趣味は写真撮影&フォトブック制作。産後は子どもたちの写真を撮ることがもっぱら多くなり、今は次女の寝相アート撮影にハマっている。

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