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看護師さんに怒鳴られながら……汗と涙のいきみ逃し

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出産当日、のんきな私は産気づいたことに気づくのが遅くて、病院に着いたときには陣痛の間隔がすでに3分ほどになっていました。それはつまり、3分おきに下腹部(どちらかというとおしりの穴の真上あたり?)がギュッとわしづかみにされるような痛みがやってくるということ。平日の夕方で夫は仕事中、双方とも両親が遠方のためサポートしてくれる人は誰もいない状況で私はひとりきりでした。

タクシーに乗って、大きな荷物を持って、やっとの思いでたどり着いた産婦人科。子宮口の状態を確認した看護師さんに「これに着替えてね」と手術着のようなものを渡されました。ひとりで着替えるなんてできなーい!心のなかで叫んだものの、助けてくれる人は誰もいません。必死になって着替えました。そこから出産まで、たった1時間半しかありませんでした。

 

陣痛がくるたびにとにかく痛いんです。普段は小心者で人見知りな私ですが、人って不思議なものであまりに痛いと自然に大声が出ちゃうみたいです。「あー!」とか「うー!」とか「痛ーい!」とか、周りに見知らぬ看護師さんがいようがいまいが気づけば叫んでしまう私。

そこからはもう怒られっぱなし。「叫んだらダメ。叫んだときにお腹に力がはいっちゃうでしょ。いきんじゃうと赤ちゃんが苦しいのよ」。そんなことを言われて怒られて、なるほど赤ちゃんが苦しいのは困ると思わず息をとめて耐えようとしたら「ちゃんと呼吸しないとダメ。赤ちゃんが息苦しいでしょ」とこれまた怒られます。そして、あの有名な「ヒッヒッ、フー」をするように言われるんですが……そりゃできますよ、陣痛陣痛のあいだなら。でも陣痛のあいだは痛くて痛くて、呼吸法なんて考えられないんです。そこで看護師さん、「なんでもいいからゆっくり呼吸するようにしなさい!」と怒鳴ります。いや、それだって陣痛が来なきゃできるんですけど。看護師さんもだんだん怒りつかれてきたようにも見えて、なんだか悲しくなってきた私。

叫んでも、息を止めても怒られて、陣痛の痛みを我慢できない、そんな私が編み出したいきみのがし、それはスーパー短呼吸! とにかく「ハッハッハッハッ」と小刻みに呼吸するのです。そうすると叫ぶ間がないし、深い呼吸はできていなくても息を止めることはないというもの。この呼吸が始まったあたりから、子宮口が一気に開き、お産はどんどん進みました。

 

無事に赤ちゃんを産んだあとにわかったことですが、私の子ども、頭の大きさが規格外でした。成長曲線を大きく外れる大きさだったので、そのせいか、私の陣痛の強さはかなり強いものだったとあとから教えてもらったのです。最高のいきみのがし、それは頭の小さい赤ちゃんを産むことなのかも、なんちゃって。

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著者:ほーさん
年齢:38歳
子どもの年齢:1歳

今の時代の流れに乗っかるように、30代にして結婚、妊娠、出産した高齢ママ。高齢ゆえかわかりませんが、35歳あたりから様々な体の不調が発生するなかで奇跡の自然妊娠を果たしました。

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