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期待と違う性別に立ち上がれず…でも昔の夢が叶った男児出産

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「子どもが欲しい」と思っても、性別について考えたことがありませんでした。

今思うとそれは、「私の子どもは女の子(しかない)」と自分の中で当たり前のように思っていたからかもしれません。私は自分がひとりっ子で、私の母もひとりっ子、そして親戚の子も女子が多かったせいか自然とそう考えたのでしょう。

なので、7カ月に入った妊婦健診の時に「赤ちゃんの性別がわかるかも」と病院の先生に言われた時に「あっ。ひょっとして男の子っていうこともあるのか」と、ハッとしたことを覚えています。

 

その日から寝ても覚めても子どもの性別のことを考えるようになりました。しかし、残念ながらいつも健診に行くと先生がのんびりと穏やかな声音で「あ~今日もおまたのあたりが見えないですね。では次回に」と繰り返すばかり。そんなやり取りが健診のたびに続きました。

周りの友人からは「わからない=たまがないってことだから女子だよ」と言われ、母からは「女子じゃない?大変だね。人生の試練だ!がんばれ~(私の母は私が常にギャーギャー泣く子だったので、もう女の子を育てるのは勘弁してほしいと考えていたので)」と不思議なエールを送られたので、自分でも「きっと女子だわ」と思うようになりました。そしてそれがいつしか「女子であってほしい」と思うように。

近所の神社やお寺はもちろん、仕事で通りかかった寺や神社など神様がいそうなところには立ち寄って「女の子でありますように」と願掛けしていました。また、「生まれたらチュールのスカートをはかせて、頭にリボンをつけてブリブリにしてあげよう」などと女の子ママになるイメトレ?的なものをして気分をあげていたんです。 

 

そして妊娠9か月目に入った時の健診で先生から「あれ?まだ性別お伝えしていなかったっけ?」と言われ「まだですよ!」と伝えたところ「男の子だよ」と言われ、今までの人生で味わったことがないような衝撃を受けました。

「男子か……。まったく想像がつかん。どうしよう」と、かなりパニック状態になったのを覚えています。にわかに信じがたく、病院の先生に何度も「本当ですか。本当に?間違いってこともありますか」とかなり失礼な質問をしてしまいました。先生もあきれて「人間なので間違いがあります。15回に1回ぐらいは違うことがありますよ」とのこと。

しかし「男子」だったことがあまりに予想外だったので、ベッドから立ち上がれず、恥ずかしながら車イスで会計まで移動しました。

 

やはり、生まれた子どもは男の子。自分が考えていた女の子ではありませんでしたが、期待していなかった分、何をしても可愛く感じ、毎日顔をチューチューしています。

よく考えれば学生の頃、本当に男性からモテなくて、ドラマのラブシーンなどを見るたびに「こんなモテない私に、好きな人にピトっと抱きつきながら眠れる日が来るのかな?来ないだろうな」なんて鬱々と考えている時がありましたが、今、ある意味、その時の願いがかない、サイズは大人の男性よりは小さいものの、息子にはりつき毎晩眠れるようになりました。

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著者:バタざえもん
年齢:41歳
子どもの年齢:1歳1か月と3歳5カ月

バター、マヨネーズなど高カロリーな調味料を三度の飯とともに食らう年齢不詳の腐女子。齢35歳にして自分が全く知らない「妊活」という世界を垣間見ることに。妊活を卒業し、出産をしてゆっくり休もうと思った矢先「子育て」という事業をやらねばならないことに初めて気づき、猪突猛進ちう!バターをたくさん浮かべたラーメンをたらふく食べるのが今のゆめ

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