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「これが私のつわり!」早合点して失敗。箱買い酢昆布の悲劇

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子どもの頃、私は母から何度もつわりの話を聞かされていました。特に食の好みの変化が激しかったそうで、それはもう激しい欲求がわき起こってコントロール不能になるんだよ、神秘だよと。姉を生んだ時にはワカメを食べまくり、次に私を生んだ時には酢昆布を食べまくったそうです。「だからお姉さんは髪が黒くて綺麗で、あんたは体が柔らかいんだねえ」なんて言われ、何となく、ナルホドと納得した記憶があります。だから、妊娠がわかった時、自分は一体何が食べたくなるんだろうと、心待ちにしていました。

 

必ず自分もそうなると思い込んでいたためか、ある時、何となく酢昆布を食べてみたら「ピーンときた」のです。ああ、これだ!母が私を妊娠していた時と同じものとは、凄いな~女体の神秘!と独り決めしてかなり盛り上がりました。その話を夫にしたところ、なんと彼は仕事の帰りに都昆布を大量に仕入れてきてくれたのです。「ほら、これで食べ放題だ。思う存分やってくれ!」と、どっさり箱買いした酢昆布をリビングに飾りました。どうも、彼は私の異常執着を観察しようとワクワクしていたようです。

 

私も、これで毎日酢昆布生活だと張り切っていたのですが、なんと二箱空けた瞬間、もの凄くどーでもよくなってしまったのです。というか、気持ち悪くて食べられない。酢昆布?何それひっこめて!ってくらい、見るとムカムカしてくる。何の事はない、私のつわりは普通に吐き気が起こるタイプのつまらないものだったのです。酢昆布でピーンときたのは思い込みのフライング。

 

妊娠二ヶ月から四ヶ月くらいまでは、何を食べても気持ちが悪く、とてもじゃないですが、何かを食べまくるなんてできませんでした。コントロール不能感や女体の神秘を味わいたかったのに、これにはガッカリ。たぶんもっとガッカリしたのは夫ですが。それから毎日、彼は酢昆布の消費に励むことになったのでした。

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著者:紙袋を持ったパンダ
年齢:36歳
子どもの年齢:3歳4ヶ月

会社員です。友人一同から、結婚式では裏切り者呼ばわりされ、出産時には信じられない!を連発された私ですが、何とか無事に母親がやれています。不安だったのも出産まで。生んでみると自分にも母の素養があったようで、最近は自制心とともに育児に自信がついてきました。

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