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[フィンランド出産体験記] 私のおまた、どうなっちゃったの?無痛分娩のはずがとんでもなく痛いことに!

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マイナス20度にもなる極寒の中、私は第一子の予定日を迎えました。

外で破水したらどうなるんだろう、タイツごと羊水が凍ってしまうのか。。。などとドキドキしながら近所のスーパーまで散歩がてら出かける日々。

そして予定日から5日後、その時がやってきました。

病院で見てもらうとその時点で子宮口は6センチ。すぐに分娩室に案内され、ベテラン風助産師さんと、初々しい若い助産師さんのコンビが迎えてくれました。

 

まずは麻酔医の到着を待つように言われました。

フィンランドでは、特別なリクエストがなければ無痛分娩になることがほとんどです。

しばらくしてやってきた麻酔医は、「もう随分進んでるね。今から麻酔入れたら2時間余計にかかっちゃうよ。麻酔無しでいこう。」と言って立ち去りました。

すっかり無痛分娩を体験できると思い込んで油断していた私、心の準備0!での自然分娩となりました。

 

強まる陣痛に苦しんでいると、「これ吸って〜楽になるから〜」と酸素マスクのようなものを渡されました。

先に出産した友達が「効いたよ!」と言っていた、笑気ガスの登場です。

ベテラン助産師の「はい今吸って!!」という迫力満点なアドバイスに合わせてガスを吸い込みます。

が。。。気持ち悪い。ムカムカしてきて楽になるどころではなく、

「気持ち悪い。好きじゃないです。」と言ってマスクをお返ししました。

今度は赤ちゃんをさらに下に降ろすために、特別な木のスツールに座ることに。

座る部分は馬蹄形で傾きがつけてあります。旦那さんにしがみつきながら何回かそこでいきみ、最後はベッドに戻り、無事出産。

 

しかしここからがまた予想外。

息子が片手を耳にあてた姿で出てきたせいで、中が複雑に裂けてしまったとのこと。

助産師2人がかりで縫合してくれたのですが、「パズルみたい」という助産師さんのつぶやきを聞いた時は、こちらが気を失いそうになりました。。。

そのうち何本も追加される麻酔の注射も効かなくなり、とにかく痛い!

縫われているのがわかる!辛い!

かれこれ1時間ほど処置されるもうまくいかず、結局ドクターが呼ばれ、様子を見るなり一言、「これ、全部やり直し」。

全身麻酔をし、手術室で処置させて欲しいと言われました。

ここまでの痛みで疲弊しきっていた私は、全身麻酔でやってもらえるのならどうぞどうぞ、是非お願いします!という気分でした。

生まれた後の諸々を私の知らない間に済ませ、おくるみでぐるぐる巻きにされた息子と、その息子を抱いてロッキングチェアに座る旦那さんを横目に、そのまま手術室へ。

陣痛や産む時の痛みはすっかり忘れてしまったのですが、あの処置の痛みだけは今でも忘れられません。

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著者:はちたろう
年齢:40歳
子どもの年齢:8歳と5歳

2、3年住んでみようかと夫婦で引っ越したフィンランドが気に入ってしまい、子供も2人産まれて気づけば10年経過。2014年に帰国し、日本とフィンランドの子育て事情の違いを新鮮に受け止める日々。 長男は鉄ちゃん、次男の頭の中は消防士と忍者でいっぱい。方向が違いすぎて休日のお出かけ先チョイスが最近の悩みの種。

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