結婚してちょうど1年が経ち、妊娠が判明。
早くお母さんになりたいという願望が強かった私にとって、待ちに待った初めての赤ちゃんです。
先輩ママ達から「つわりは辛いよ」と聞いていたのですが、すこぶる調子が良く、もしかして私はつわりが無いのかもしれないと調子に乗っていました。
ところが妊娠3ヵ月を迎えようとした頃です。
ある朝突然、今まで経験したことのない吐き気に襲われました。
当時は派遣の仕事をしていたので、疲れが溜まったか無理をしすぎたのだと思い休暇をとりました。
ですが、休んで大事をとっても吐き気は治まらず、食欲も出ません。
これが「つわり」なんだとわかりました。
それからは、毎朝の炊き立てのご飯の匂いや台所の生ゴミの匂い、自分に食欲が無くても作らなければいけない主人の食事・・・と食べ物に関する匂いが一切ダメになってしまいました。
仕事帰りに寄るスーパーで、今まで食欲をそそられていたお惣菜の匂いにもつい顔を背けてしまったりと、本当に大変でした。
もともと食べる事が大好きだった私は、食べれない事が本当に辛く、その頃食べれていた物は唯一冷やしトマトくらいです。
体力的にも辛くなってしまい、仕事もその頃辞めさせていただきました。
それからしばらくは、毎日つわりとの戦いです。もちろん体重も増えるわけがないので、お腹の子が大きくなれないのではないかと心配していましたが、健診では毎回元気に成長している姿を見せてくれていました。
つわりと戦いながら2ヵ月程経ち、今度はある日ピタっと吐き気が治まったんです。
妊娠5ヶ月を迎えた頃でした。
朝起きたら、今までのモヤモヤしたものが嘘のようにスカっとしていて、炊き立てのご飯の匂いも全く苦にならず主人も驚いていました。
その日から悪夢のようだったつわりからすっかり解放され、途端に食事が美味しくて美味しくて仕方がなくなりました。
食べれるって事が本当に嬉しくて幸せで、そんな私を見ていて主人も嬉しかったらしく、外食にも連れて行ってくれたりしました。
ところが美味しく食事が出来るようになったと同時に頑固な便秘になってしまい、食べても排便が追い付かない為、いつもお腹が張っているような苦しい感じがしていました。
そのまま迎えた6ヵ月健診の際、大復活した食欲と便秘のせいで1ヵ月の間になんと2.8キロも増えており、注意されてしまいました。
妊娠中期は、つわりが落ち着いて私のように食事が美味しく、体重が急増してしまう傾向がとても強いそうです。
そこで猛反省し、お腹の中の子の為にも今の生活を改めようと決意しました。
便秘の相談をした際に、改善のお薬を処方していただいたのでその薬の力も借りながらですが、食事は3食規則正しく、朝:昼:夜=1:2:1の割合で。
水分補給を積極的に、間食は極力しない等、自分の中でルールを決め、その他に買い物に行くスーパーを少し遠い所にして歩くようにしたり、寝る前に浮腫み対策のマッサージをする等、日常生活で苦なく出来る事を初めてみました。
すると増えすぎた体重が少し減り、便秘が改善されてきたので薬の飲用にも頼らなくなりました。
現在まだまだ妊娠6ヵ月の途中です。
これからが勝負だと思っているので、この調子で体重管理をしっかりしながら健康で元気な赤ちゃんを産めるように頑張ります。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ハンナ
年齢:29歳(妊娠6ヵ月)
妊娠6ヵ月のプレママです。6ヵ月健診でお腹の子は男の子だとわかったばかりです。念願の初めての赤ちゃんに私自身も主人も、家族も大喜びしてくれています。性別がわかったのでこれから必要な物を買い揃えたり、名前を考えたりと楽しみばかりでウキウキしています。
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