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万全の対策をしていたはずなのに…!臨月にインフルエンザ罹患

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自宅のある関西と職場のある東京を、頻繁に行き来する生活をしていた私。

妊娠が分かった後も、家族や病院と相談して、月に1度のペースで上京していました。

 

出産予定日は、1月22日。

一般的には、里帰り出産をする人は32週頃までに帰省し、働いている人は34週頃から産休に入ることが多いようですが、私は年内最後の東京での仕事を終えてから関西に帰りたいと思っていました。

過去の傾向から予想すると、少し遅めではあるけれど35週頃には仕事納めができるはずだと考えていたのです。

 

ところが、こんな年に限って、なかなか予定が決まりません。

上京して待つこと十数日……ついにはクリスマスまで東京で過ごすことに。

結局、仕事納めとなったのは、12月28日。

私は臨月を迎えていました。

現場は、いつも通り笑顔と活気に満ち、何事もなく業務終了。

「最後まで務めを果たせてよかった……」とホッとしたのも束の間、異変はその後に起きたのです。

 

緊張の糸が切れたのか、急に悪寒が走り、背筋がゾクゾク。

イヤな予感がして、一刻も早く関西へ帰ろうと、その場で新幹線を手配しました。

特別にグリーン車を予約し、広い座席に身をうずめたのですが、寒気はひどくなるばかり。

それどころか、のども痛く息も苦しくなってくるではありませんか。

 

「もしかして風邪引いちゃった? それとも臨月だから疲れが出たのかな?」。

なんとか名古屋までは座っていられたのですが、いよいよ具合が悪くなり、妊娠初期から調べておいた多目的室を使わせてもらおうと決意。

ところが、フラフラと向かってみると折悪しく使用中……。

仕方なく座席に戻って、窓に寄りかかり崩れ落ちそうな姿勢で新大阪までの時間をやり過ごすことに。

永遠に続くかのように思えた小一時間でした。

 

ようやく新大阪に到着。

大きなお腹を手で支え、キャリーバッグを引いて、一歩一歩、ホームを歩きます。

出口には、夫が迎えに来てくれていました。その顔を見た途端、じわっと涙がこみ上げてきて、自分でもビックリ。

私「気分悪い……」

夫「え!? どうした!?」

私「もう歩けない……」

夫「頑張れ! あとちょっと!」

改札を挟んで数メートルの距離で繰り広げた、このやりとり。

今思い返すとマンガのようで笑えるのですが、当時の状況は深刻そのもの。

道行く人も、何事かと思ったことでしょう。

 

かくして、なんとか自宅にたどり着いた私。

翌日には熱も出てしまい、検診と診察のために産婦人科を受診。

バタバタと検査が行われて、先生が一言、「出ましたねぇ」。

「あの、何が……?」と尋ねると、「インフルエンザA型です」!!

 

なんと私は、正産期直前にインフルエンザにかかってしまったのでした。

どこに行くにもマスクを着け、家に帰れば必ずうがい手洗いをし、病院に勧められた通りに予防接種まで受けていたのにも関わらず。

呆然とする一方で、「なるほど、そりゃあしんどいはずだ」と妙に納得したのを覚えています。

 

妊娠中にインフルエンザ、と聞くと、血の気が引く人も多いのではないでしょうか。

もちろん大変なことですし、かからないようにするのが一番ですが、私の場合はきちんと説明を受けて処置をしてもらったため、それほど動揺せずにすみました。

先生曰く、インフルエンザにかかった状態で出産となってしまうと、赤ちゃんへの感染を防ぐべく母子を隔離しなくてはならないため、出産間近の場合は服薬してでも早く治すことが肝心、とのこと。

実際、薬を飲んで安静にしていたところ、予防注射の効果もあるのか自覚症状はすぐに治まり、その後、無事出産することができました。

 

インフルエンザが流行する時期を過ごす妊婦さんは、くれぐれも感染にご注意を。

それでも罹患してしまった場合は、すぐに診察を受け、医師の指示に従うことが大切だと思います。

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著者:cosmic
年齢:36歳
子どもの年齢:0歳5ヶ月

フリーライター。女性誌やWEBなどで執筆。遠距離結婚生活を経て、2015年に長男を出産。“東京で仕事”と“関西で育児”、両方の暮らしを楽しむのがマイテーマ。目下、知らないことだらけのベビーワールドをキョロキョロ探検中です。

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