僕は今は専業主夫で、毎日家事をしつつ、妻や子供たちの生活を支えている立場なのですが、振り返ってみればこの頃から”主夫”体質はあったのかもしれません。
第一子が生まれる前、ちょうど転職を考えていました。
妻の出産前後で転職活動なんてバタバタするから、控えていたのですが、考えてみたら一度会社を辞めて、しばらく育児に関わって、そのあとに転職活動を始めればいいんじゃないか!?と思いついたのです。
妻は里帰りはしない予定だったので、正直心配だったというのもありました。
数ヶ月ならお金もなんとかなりそうだし、僕にとっても生まれたばかりの我が子とガッツリ関われるチャンスなんてそうそうない貴重なチャンスだ!と意気込んでいました。
今振り返ってみると、確かにお金は厳しかったですが、あの数ヶ月はかけがえのない期間だったと思います。
我が子と朝から晩まで向き合うことができ、父親の自覚もしっかり持つことができました。
男性は父親になるにあたり、女性の妊娠のような体の変化が全くありません。父親の自覚を持つには、脳で理解していくしかないので、その自覚を得るため、子供と過ごす「時間」は必要不可欠だと思います。
子供が乳児の頃は大してお金もかかりませんし、お金より時間を優先するくらいでちょうど良いかと!
その時に投資した時間は、きっとあとに大きな見返りがあると思いますよ。
著者:ムーチョ
年齢:36歳
子どもの年齢:8歳と6歳
東京都在住。元テーマパーク系企業の人事でしたが、体調不良のため退職、その後いろいろあって現在専業主夫をやってます。主夫業の合間に描いた育児漫画ブログが注目され、漫画ブロガーとしても活動中。育児雑誌の連載なども。記事は娘たちが小さい頃の体験談です。
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