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柱に縛り付けられ泣き叫ぶ…予備知識なしでショックを受けた、6ヶ月児のレントゲン撮影

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娘が生後6ヶ月くらいのときのこと。風邪をひいて熱が長引き、小児科を受診しました。

それまで、熱を出しても大抵1〜2日でひいたりと、大きなトラブルもなかったのですが、このときは先生に「気管支炎の可能性がある」と言われました。

そして先生が言ったのです。「いちおう、レントゲンを撮りますか」と。

熱で赤い顔をし、苦しそうな呼吸をしていた娘がかわいそうで、動転していた新米母のわたしは、「はい、必要でしたら、お願いします」と答えました。

もし気管支炎がひどかったり、他の何かがあってはいけない、とシンプルに思ったのです。

 

すぐにレントゲン室に案内され、「お母さんはこれを」と防護エプロンを渡されました。

わたしがエプロンをかけるあいだも、ベビーベッドに下ろされただけで娘は身をよじって泣いていました。

このとき気づくべきでした…この状態の子のレントゲンを、どうやって撮るのか?

 

答えは簡単でした。

レントゲン室には、平均台のような形をした、透明の柱を横にしたものがありました。

娘はすばやくそこに寝かされ、まず手足を揃えて全身をネットのようなものでくるまれて、そのまま柱に固定されました。
さらに、頭が動かないように目から額にかけてもバンド状のもので巻いて固定。

ぐるぐる巻きに柱にしばり付けられた状態で、柱が90度垂直に起き上がり、レントゲンを撮影したのです。

技師さんは手早く、子どもに声をかけながら進めてくださり、ものの1分もかかっていなかったと思います。

それでも、縛り付けられ手足を動かすこともできない娘は、いつもと全く違う恐慌状態で泣き叫んでいました。

「お母さんも声をかけてあげてください」と言われ、撮影する一瞬以外はネットの上から手を握って「大丈夫だよ、お母さんここにいるよ」と声をかけ続けましたが、それも全く分かっていないような叫び方でした。

 

撮り終わってすぐ抱っこさせてもらい、声をかけながらなだめましたが、まさに正気が飛んでしまっている状態で、落ち着くまでにもかなり時間がかかりました。

よほど、怖かったのだと思います。

そんな状態の娘は見たことがなく、わたしもあやしながら足が震えました。

 

レントゲンで確認した結果、やはり軽い気管支炎でしたが、その後数日で熱も引き、咳がひどくなることもなくそのまま治りました。

 

後日、実家の母に会った際にその話をしたところ、わたしが小さいときにやはり同じことがあったそうです。

が、そのときは母はレントゲン室に入れなかったそうです。

「お母さんは見ないほうがいい」と言われたとか。

隣室から泣き叫んでいるのが聞こえて辛かった、と言っていました。

 

もちろん、きちんと調べるために必要なのは理解していますし、技師さんが思いやりをもって素早く対応してくれたのも確かなのですが、正直、予備知識なしでの娘のあの姿はショックでした。

撮る前に、先生が簡単に説明しておいてくれても良かったのにな〜と思います。

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著者:さんしょ
年齢:36歳
子どもの年齢:2歳半

もと(一応)理系。印刷会社、広告代理店で約10年働き、出産を機に退職。現在は育児をしながら在宅でデザインと印刷ディレクションをしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。