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妊婦だけど、一人の女性で居たい。”女性”と”母親”との間で揺らぐ気持ち・・・

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つわりもやっと治まって、仕事復帰も果たし、休みの日には旦那と外出が出来るようになったころのことです。

結婚して間もなくの妊娠だったので、二人きりで過ごす時間も急にあと少しになってしまったので、動けるうちにたくさんお出かけをして、思い出を作ろうと意気込んでいました。

お腹の大きさも、外見でばっちりわかるくらい膨らんでいましたが、重さはまだそんなに無かったので、体を動かすのも辛くはありませんでした。

 

夏も近づき、あたりの女性たちは少し露出度高めのキラキラおしゃれな格好で歩いています。 

反対にわたしはクーラー冷えしないように、なるべく露出は控え、お腹が楽な格好ばかり・・・。

おまけに妊娠してから、恥ずかしいですが脇の下は黒ずみ、皮膚は妊娠初期で荒れたあとの色素沈着、露出なんて出来ないような有様でした。

 

旦那はジロジロ他人を見るタイプではありませんが、お店や商品を見ている時、なんだか他の綺麗な女性を目で追っているように思えてしまって・・・。 

同世代の人たちにお腹をチラチラ見られる度に、「お腹出ててかっこ悪い!おしゃれ出来なくてかわいそー」なんて思われてるのかな、とネガティブになってしまう自分がいました。

本来なら、夫婦の楽しい思い出を作るはずの外出なのに、苦痛で堪りませんでした。

わたしだっておしゃれがしたい!お腹さえ出ていなければ、こんな黒ずんでなければ!と心で泣いていました。 

 

言い訳に思えるかもしれませんが、それでもお腹の子を疎ましく思ったことはありません。 

妊娠さえしていなければ、というより、変わっていく体型が恨めしかったです。

 

母親としては、おしゃれなんかより、お腹の子が辛くないように、苦しくないように、どんな野暮ったい格好でもしてあげたいと思います。

でも、女性としての気持ちも捨てきれず、「こんなことでクヨクヨしている母親で、情けなくて、本当にごめんね」とお腹の子に言っていました。

追い打ちをかけるように、太ももやお腹に妊娠線が出来始め、きちんとケアしていたのに悲しくて仕方ありませんでした。

 

だんだん暗くなっていくわたしに気付いた旦那が、何となく「どうしたの?」と言ってくれ、ようやく本音を話すことが出来ました。

例え妊娠だとしても、お腹が出ているわたしになんか魅力を感じないのではないか、周りに歩いている綺麗な体型の人たちと比べられているのではないか、 こんなことを考えていること自体赤ちゃんに申し訳なく思う事、すべてを話しました。

 

珍しくたくさん泣いたと思います。

旦那も「くだらないことを」とは言わず、しっかりと受け止めてくれたことに、ずいぶんと救われた気分になりました。

 

それからというものの、「高いから」と手を出さなかったマタニティウェアを購入してくれ、多少はお腹に負担がかからないおしゃれを楽しめるようになり、気分も少しずつ上向きになっていきました。

妊娠線ケアも手伝ってくれ、お腹の皮膚のマッサージ等も手を貸してくれるおかげで増えることなく過ごせています。

色素沈着も出産が近づくにつれ自然に薄れてきて、今では気にならないくらいになってきました。

 

これから母親になるわけですが、やはり一人の人間であり、女性です。 

おしゃれがしたい、綺麗でいたい、と思う事もある程度は必要かな、と思います。

母親失格!と言われるとしても、やはりわたしは”女性であること”も忘れずにいたいと思っています。 

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著者:SORAP
年齢:23歳(妊娠10ヶ月)

現在臨月初産婦です。動物大好き、犬猫数匹に賑やかに暮らしています。お腹の子はよく動く、元気な男の子です。入院ぎりぎりの悪阻、大きなお腹を抱えながらの仕事、早い段階からの体重管理、逆子・・・。内容が濃すぎる妊娠生活もあと少し!早くお腹の子に会いたい!毎日ワクワクしてるmamaです。

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