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「今日、産んでいくかい?」 陣痛促進剤で初産5時間弱!痛いという暇もないスピード出産

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初めての出産でワクワクしていたのもつかの間、出産が近づくにつれ、最強の痛みであると有名(?)な「陣痛」への恐怖感が増し、不安が大きくなっていました。

 

38週5日目、検診があり診察を受けると、周りのスタッフがざわついている様子・・・。

お腹につけられた胎児心拍モニターの画面を見ながら、助産師さんに「お腹はってる感じありませんか?」と何度も聞かれましたが、全く自覚がなく、「んー、よくわかりません」と返答しました。

元々、切迫早産気味にも関わらず、お腹の張りに気づかず今日まで過ごしていたので、いつもと変わりないと自分では思っていました。

 

その後、担当医より「軽く陣痛きてるね。お腹の張りに気づかなくて、自宅で産み落としたら大変だから、一晩様子みるために入院してもらおうかな」との言葉が・・・。

入院するとは思っていなかったので、正直驚きましたが、「病院にいれば安心」と気楽に考えていました。

 

病棟へ行くと分娩前室へ案内されましたが、すでに一人、陣痛に苦しんでいる妊婦さんがいました。

私は全く陣痛の自覚もないので、悠長に過ごしていましたが、お隣での声が丸聞こえで、陣痛でもがき苦しんでいる声がじかに聞こえてきました。

この時点ですでに陣痛への妄想はふくらみ、恐怖心がかなり大きくなっていたのですが、更に分娩室での戦場っぷりを聞いて、すっかり意気消沈していました。

その日の夜は恐怖心でなかなか眠れず、朝方になってようやく眠った気がします。

 

入院した翌日、なんとなく生理痛のような軽い痛みがあったため、診察してもらうと子宮口3センチで陣痛も少しずつきているようだとのことでした。

担当医より「今日、産んでいくかい?陣痛促進剤使って、今日産んでもいいし、一旦自宅に帰って本陣痛になったらまた来てもいいし。

今日産んでいくなら、点滴使って…きっと夕方くらいには産まれるかな」と出産をどうするか、私に選択権を与えられました。

昨日のお隣さんの戦場っぷりを見てしまったし・・・とかなり迷いましたが、どうせ痛い思いするのは同じだ!と覚悟を決めて、陣痛促進剤を使って出産することを決めました。

 

陣痛促進剤の点滴が始まり、ドキドキしながらも助産師さんと話す余裕はありました。

クッションにもたれながら過ごしていると、だんだんと下腹部と肛門あたりに激痛が・・・。

点滴開始して1時間もせず、激痛の波に襲われ、陣痛の間は叫ぶことももがくこともできず、ひたすらうずくまって耐えていました。

陣痛がやんでいるうちに、動けるなら分娩室へ移動してしまおうとのことで、分娩室へ歩いて移動しました。

この間も、陣痛がやってきて、立ち止まって壁にもたれて休憩しつつ、ソロソロと歩いて分娩室へ行き、分娩台にもヨイショと自分で乗りました。

 

いよいよ分娩室かぁ…と思う余裕は少しありましたが、分娩台に乗って体制を整えると、力の入れ方が変わったので、一気に陣痛が辛くなりました。

腰が砕けそうな感じ、陣痛は経験した人じゃなければわからないというけれど、本当にそんな感じです。

夫も間に合い、手を握ってもらって、内臓出ちゃうんじゃないかってくらいいきみました。

 

そして、感動の我が子とのご対面!

出会った瞬間は「もうお腹痛くないー!」と笑顔で叫んでました。

私はめがねを外していて時間がわからなかったので、「もう夕方ですか?」と聞くと、 「今、12時半ですよ。4時間54分の超安産でした。とても落ち着いていて素晴らしい出産でしたよ」と助産師さんに褒められました。

周りを見ると、お昼でスタッフも休憩中の人が多かったらしく、私の出産の様子を見にたくさんのスタッフが分娩室にいました。

息子も大勢のスタッフに囲まれて元気に産まれてくれ、出産直後は本当に本当に幸せオーラがいっぱいでした。

 

 陣痛促進剤の手助けもあり、今回は5時間弱のスピード出産でしたが、薬を使わず自宅に帰っていたら、陣痛に気づかず自宅で産み落としていたかもしれません。

初産で5時間弱はあまりないと言われましたが、私にとっては忘れられない出産となりました。

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著者:misa
年齢:35歳
子どもの年齢:1歳6か月

やんちゃなメンズの育児中。毎日おいかけっこにお散歩と体力を吸い取られてるけど、息子の笑顔に癒されまくってます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。