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寝ない娘にノイローゼ寸前。そんな時、わたしを救ってくれた助産師さんの告白

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育児に悩みはつきもの。

一難去ってまた一難、を日々実感しています。

これまでの育児を振り返ってみても、気が休まるときはなかったなというのが正直な感想。

おぎゃあと生まれた瞬間からはじまった最初の苦悩に泣き疲れたわたしを救ってくれたのは、お産を見守ってくれたベテラン助産師さんでした。

 

難産の末に産声をあげた娘は、お腹の中から出た瞬間から泣きっぱなし。

産後5時間ほどしてようやく泣くのを止めた娘に、「なんて体力のある子なんだろう」と、出産に立ち会ってくれた助産師さんと一緒に驚愕したほどでした。

 

私が出産した病院では、24時間母子同室が原則。

少しでも娘の存在を近くに感じたいと思っていた私は、最初の数日こそ至福のときを過ごしていたのですが、段々と苦悩があらわれてきたのです。

 

娘はとにかく「寝る」ことをしませんでした。

夜中でも昼間でも、泣きっぱなし。

おとなしくしているのはミルクやおっぱいを口に含んでいるときだけ。

なんとか寝かしつけるために娘を抱っこして、1日じゅう病院の廊下を行ったり来たり。

やっと寝たと思えば2〜30分で起きて、また泣き始めます。

 

それは、退院して自宅に戻ってからも同じでした。

昼夜問わず、2〜30分の細切れな睡眠と泣くことを交互に繰り返す娘を抱っこして、部屋の中をうろうろ。

当時の私は毎朝娘を抱きかかえながら、朝日を拝んでいました。

 

眠らないのはどこか痛いのではないか、お腹が空いているのではないか、逆にお腹が張っている?室温が合っていないのか、布団が不快なのか…。

何をどうしたらいいのか分からず、ただ泣きながらやり過ごす日々。

核家族で、諸事情で両親を頼ることもできず、主人の仕事帰りも遅い状況。

眠れず朦朧とする頭。息が詰まりそうな賃貸マンションの狭い部屋。

様々な条件が重なって、私は出産早々育児ノイローゼに陥りそうになっていました。

 

そうして過ぎた1ヶ月、娘の健診のため、出産した病院を訪れました。

娘の健診がひととおり済んだあと、診察室から出た瞬間に偶然、お産を見守ってくれた助産師さんに出会いました。

私のただならぬ表情を感じ取ったのでしょうか、「何か相談したいことがあるんじゃない?」という助産師さん。

 

私はこれまでの状況、娘が泣き止まないのは自分の接し方が悪いのではないか、このまま母親としてやっていく自信がないことなどを、ボロボロ泣きながら話しました。

「辛かったね」「大丈夫だよ」、そんな月並みな言葉を掛けられるだろうと思っていた私に助産師さんが言ったのは、「ああ、私と一緒だね.」

出産のときから、厳しさと優しさを持ったとても頼れる女性だと思っていた助産師さん、実は産後1ヶ月で育児ノイローゼになり、赤ちゃん共々入院していたのだそう。

「私なんてこんな仕事してて、育児を手伝ってくれる家族もいたのに育児ノイローゼになったんだよ。そんなもんよ。」

女性として尊敬の念を抱いていた助産師さんの意外な告白に、「ああ、母親って苦悩するもんなんだ。悩んで当たり前なんだ」と思ったら、「とことん悩んでやろう」と妙に前向きな気分になりました。

 

娘が3歳になった今でも、何かと悩みは尽きません。

でも、「私はこの子の母親なんだから、彼女のことで悩むのは当然」と思うと、不思議と冷静な気持ちになれます。

子どもと一緒に悩んで成長していける、そんな過程を大切にしたいと思っています。 

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著者:MACHI
年齢:36歳
子どもの年齢:3歳6ヶ月

出産直後から娘に振り回されっぱなし。母親業は体力勝負!を痛感するフリーライターです。泣いたり笑ったり怒ったり、お母さんって忙しいですよね。そんなお母さんたちが読んでほっとできる、共感してもらえるような記事を書けたらと思っています。

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