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[虻川美穂子さん×森貴美子さん対談 第1回]逆子、帝王切開、フリースタイル…妊娠出産振り返り

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2015年2月に男の子を出産した虻川美穂子さんと、現在3歳になる女の子のママである森貴美子さん。月齢は違えど、小さな子どもを育てながら仕事もがんばるママ同士、妊娠や出産、育児について、思う存分語ってもらいました!

初めての妊娠・出産は想定外のことばかり!?

虻川さん:妊娠中は二日酔いの延長みたいな感覚のつわりがあって、ずっとフラフラしてましたね。逆子だったのでいつも胃の下の辺りを頭突きされてて絶え間なくボディーブロー喰らってるようでした(笑)。普通は妊娠後期になるとつわりも治まって楽になるっていうけど、私の場合は逆子赤ちゃんが大きくなってきた後半からが結構きつくて食欲もあまりなかったです。

森さん:ボディーブロー!? それは痛そう…。私は逆に体重のコントロールが大変でした。安定期に入ってつわりが治まったら、それまであまり食べられなかった反動で何もかもおいしく感じちゃって。体重がギューンってあがって、健診の度に助産師さんに怒られないかヒヤヒヤもんでした。結局14キロくらい増えたけど、もう最後のほうは『もうすぐ産まれるからいいよね』なんて言って気にせずに食べてました。赤ちゃんが産まれたら行きづらくなりそうな、お好み焼き屋さんとか。

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虻川さん:確かに熱々の鉄板があるお店は、赤ちゃんがいると行きづらいですもんね。私は妊娠中は全然食べることを楽しめなかったから少し羨ましいかも。その後、結局逆子が治らなくて、結構早い段階で予定帝王切開に決まったんですよ。水中出産に興味があって、そのための教室に通おうかなと思ってた矢先に、先生から『出産日はいつにします?』とか言われちゃって。『え!?もう帝王切開確定なんですかっ!?』って焦りました。

森さん:帝王切開はどうでした?

虻川さん:下から産むのも痛そうだし、まあいっか〜くらいの軽い気持ちでのぞんだら、帝王切開、めちゃ痛いじゃないですかっ!! 手術中はもちろん麻酔がかかってますけど、帝王切開って産後が本当に辛いんです。私は喘息持ちだったせいで効き目の弱い痛み止めしか使えなくて、もう激痛で。産後2日間くらいはほとんど記憶がないんです。でも母子同室だから赤ちゃんの世話もしなくちゃいけないし、痛みをこらえながらどうにかおっぱいをあげて、ぼーっと天井をみていた思い出しかないんです。ミルクの作り方や洗浄の仕方も『ここで習得しなくては!』って必死で、体中痛いのに血眼になりながらやってました。後から思えば、そんなに頑張らなくてもよかったかも…。 

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森さん陣痛と帝王切開の両方を経験した友達が、『帝王切開産後の痛みほうが陣痛よりも断然痛かった』って言ってたのを思い出しました。

虻川さん:私自身、帝王切開は楽なんだろうと思い込んでましたからね。陣痛は『すっごく痛いよ』っていろんなところで聞くのに、帝王切開の痛みの話ってどこにも書いてないじゃないですか。手術室は怖そうな器具とかいっぱいあって正直びびってたんですけど、立ち会いの旦那がぎゅっと手を握っていてくれたのが本当に心強くて今でも忘れられないです。

森さん:私は普通分娩だったんですけど、事前に聞いてたよりは痛くなかった気がします。病院に着いた時にはもう子宮口が8センチくらい開いてて『そろそろ産まれますよ』って感じでした。でも、助産師さんに『いきんで』って言われてもどうすればいいのかわからなくて、はじめは怖くてちょっと手を抜いてたんですよね。夜中の12時が近づいてきた頃に助産師さんから『そろそろ日にちが変わっちゃいますよ』って言われて、初めて本気で力を込めたらスルッと産まれました。はじめから出し惜しみせずに120%の力で挑むべきでした(笑)。

虻川さん:初めてのことなんだし、いきみ方なんてわからないですもんね。

森さん:私は和室でのフリースタイル分娩を希望してたんです。自分の楽な体勢で産めるんですけど、なんかこう『大奥』っぽく産みたかったんですよ(笑)。天井から吊るされたひもにしがみつきながら踏ん張る感じで。昔からこうやってるんだから、これが一番楽な姿勢なんだろうと思ってたんですけど、私、現代人なので、太ももの力がなくてすぐに疲れちゃって。結局仰向けで産みました。  

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虻川さん:旦那さんは立ち会いされたんですか?

森さん:夫とうちの母が立ち会ってくれたんですけど、母が助産師さんより厳しくて『まだ産まれないの?』『あと一息でいきなさい』みたいに迫ってこられて焦っちゃって。でも、夫が『気にしなくていいから』って小声でフォローしてくれて安心できました。

虻川さん:話してると、出産当日の緊張感を思い出しますね。最初に赤ちゃんを見た時はただただ感動で。見た目がどうこうってことよりも、その存在自体に心を打たれて、やっと出て来てくれたんだねって、いとおしさでいっぱいだったなあ。 

森さん:私はハイになっちゃってて、『もーだいしゅきっ〜!』って叫んでました。そこが親ばか街道の始まりですよ。『こんなかわいいのが入ってたんだ』ってはしゃいじゃって、周りはちょっと引き気味でした(笑)。

<<第2回へ続く>>

虻川美穂子さん
埼玉県出身。1974年生まれ。お笑いコンビ「北陽」のメンバー。2010年にイタリアンレストランのオーナーシェフ・桝谷周一郎氏と結婚。2015年2月に第1子となる長男を出産。「ヒルナンデス!」(日本テレビ、月〜金11:55〜13:55)の木曜レギュラーとして出演中。

北陽 虻川美穂子オフィシャルブログ「はれ時々あぶ

森貴美子さん
神奈川県出身。1980年生まれ。17歳で雑誌『non-no』のモデルとしてデビュー。現在は『LEE』『nina’s』などの雑誌やCMなどで活躍中。2010年にカメラマンの掛川陽介氏と結婚。2012年に第1子となる長女を出産。

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2015年9月に出版した『森きみの毎日の家事が楽しくなるシンプル暮らし』(PARCO出版)は、掃除、片付けから、時短料理のテクまでシンプルな暮らしのアイデアが満載。

森貴美子オフィシャルブログ「モリキミニッキ

 

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

撮影/下林彩子 
スタイリング/野田奈菜子(アップワード)[虻川さん]、平林和男[森さん] 
ヘアメイク/石井織恵[虻川さん]、牧田健史[森さん] 
構成/相馬由子 取材・文/宇都宮薫

衣装協力[森さん]
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