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”床上1m規定”の壁。70センチの浸水で、車も新築の家も…。鬼怒川が決壊したあの日のこと

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※避難した実家の2階から我が家を見たところ。屋根越し右側の平屋が自宅です。

 

主人、私、10歳と8歳の子供と4人で築1年未満の家に暮らしています。

お腹には5ヶ月になる赤ちゃんがいます。

 

鬼怒川が決壊したあの日、避難勧告が出た時は「まさか」私の住む地域まで水がくるとは思わず避難の準備を始めたのは家の前の水位がじわじわと上がり始めてからでした。

それでも子供たちのランドセル、畳、テレビ、マットレスなど大事な物を高い所に上げることができました。

ただそうしているうちにもどんどん水が増え、車も水没、自分たちも腰までの水の中を歩いて避難するしかありませんでした。

あの時あの状況で最善の行動だと思っていますが、主人と私で分担をしてどちらかが車を移動させていれば車は無事だったかもしれないと思うとそれが少し心残りです。

でも停電、断水、浸水の状況下で家族がバラバラになるのも不安でした。

 

今回の水害で思ったことは

1.水害に関して言えば非常用の食糧や飲料を蓄えていても水に浸かってしまえば無意味だということ。重い物を持って避難できる状態ではないので。

2.停電や電話の遮断で情報が手に入らない中でもLINEなどのSNSで知らされる友人たちからの情報がとても心強かったこと。

3.避難指示が出たら「まさか」と思わずに「とりあえず」避難することが大事だということ。

 

結局、私の住まいは床上70センチだったので床上1m以上と規定がある大規模半壊には当たらず3万円のお見舞金しか出ません。

床上が1㎝だろうと1mであろうと床や壁は菌に犯されます。

毎日壁や床の消毒で一日が終わる日々が続いており、お腹がもっと大きくなる前に…赤ちゃんが生まれる前に…安心して過ごせる家になって欲しいと切に願います。

その為には床上1mという基準をどうにかできないものかと思うのです。

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著者:ナツコ
年齢:34才
子どもの年齢:妊娠5ヶ月

来年2月末に第3子を出産予定の専業主婦です。画像は避難した実家の2階から我が家です。屋根越し右側の平屋が自宅です。

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