ゼクシィBaby みんなの体験記


出産までのお金事情。必ずかかるのは医療費、意外と盲点は美容・服飾・交通費

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妊娠・出産に関わる費用といえば、一番大きいのは出産前後の入院費などの医療費が思い浮かぶと思いますが、出産までの妊娠期間中は何にどれくらいお金がかかるのでしょうか?東京23区内在住・妊娠8カ月まで正社員でフルタイム勤務だった私の例をご紹介します。

 

妊娠がわかったら、早めに出産する病院を決めて分娩まで同じ先生に診てもらうのが楽だと思いますが、私は里帰り出産を予定していたため、かかりつけの婦人科にそのまま妊婦健診をお願いしました。

ただし、婦人科でも妊婦健診に対応しているところとそうでないところがあるようです。

妊婦健診については、23区では行政から発行される健診補助券が使えます。

これも、自治体によって補助の内容が違うと思いますが、目黒区では母子手帳の発行と同時に補助券の束がもらえます。

 

妊婦健診自体は、私が通院していた病院では1回ごとに6000~7000円くらい費用がかかりました。

妊娠初期は週に1度、初期から中期にかけては月に1度、8カ月くらいから2週に1度、10カ月に入る頃になるとまた週に1度、と頻度が変わりながらも定期的に通院が必要になります。

健診補助は1回の健診費用の半額~7割程度適用されるようで、妊婦健診だけならだいたい1ヶ月に5000円~10000円くらいの出費でしたが、補助券の枚数には限度があるのと、私の病院では補助券が使えるのが安定期以降だったりしたこともあり、1~2ヶ月目はほぼ実費負担でした。

また、少額ですが、地味に便秘用のお薬代が毎回かかったりしていました。

さらにインパクトが大きかったのは検査費用で、妊娠すると血液検査や尿検査に始まり、赤ちゃんに影響のある伝染病の抗体検査や婦人病の検査など、たくさん検査を受けないといけないのです。

検査のタイミングは病院で指導してもらえますが、これは通常の健診の費用内では収まりませんでした。

 

私の場合ですが、妊娠が分かった初回の検査で20000円、その後3カ月おきくらいに検査のタイミングがあり、やはり15000~20000円ほどかかったと記憶しています。

この基本的な検査の他に、胎児の状態を調べるクワトロテストなどを受ける場合はさらに費用がかかり、私は受けませんでしたが、健康保険適用外の検査では150000円!というものもありました。

先端医療に類する検査などは高額になってしまうようなので、家計に関わってくることですし、事前に夫とすり合わせが必要だなと感じました。

 

ちなみに私は婦人科系の疾病を保障する医療保険に加入していますが、妊娠関連の費用は「病気ではない」ため、保険は使えない場合がほとんどのようです。

とはいえ特約の内容など細かくは覚えていなかったので、妊娠してから一応、窓口に電話して保障内容を確認しました。

保険加入時の書類が手元にあれば、どんな時に保険が下りるか簡単に教えてくれますよ。

 

例外的な出費としては、初期つわりのときに出してもらった診断書があります。

妊娠中を通してつわりがひどい、早産の危険があるなど、通常通り仕事を続けるのが難しい場合には、その旨を医師が保証する診断書を出してもらえます。

これは会社に対して勤務条件を緩和する法的効力を持つ書類になるそうなのですが、この書類の発行にも別途費用がかかります。

私のかかりつけ医院では、1枚で3500円くらいと結構なお値段でした。

 

ちなみに、妊娠に理解がある私の会社では、書類がなくても上長や人事との話し合いで業務調整が可能だったので、診断書はちょっともったいなかったかもしれません。

事前に診断書の発行にいくらかかるのか、担当医に確認することと、そういった書類がないと休みにくい職場かどうか、人事部とすり合わせておくとよかったなと思います。

 

ここまでが妊娠中の医療関連費用になりますが、意外と盲点だなと思ったのが靴やマタニティドレスなどのお洋服にかかる費用、マッサージオイルや化粧品にかかる費用、そして交通費です。

洋服に関しては、妊娠中もおしゃれに妥協したくない!となればそれなりの出費になります。

残念ながらマタニティ服だから普通の服より安いということはないので、買えば買っただけお金はかかるなあというのが実感です。

それまでの服飾費の延長線内に収まる人もいれば、ワードローブを総入れ替えしないと追いつかない!という人もいそう。

私は自分なりに予算を決めて、体型の変化とともに絶対必要なものと、趣味の範囲で買うものを区別するようにして節制したつもりです。

また、赤ちゃんの成長とともに徐々に乾燥肌に傾いたため、後半はデイリー使いの化粧水を保湿重視に変えました。

そのほか、妊娠線の予防にオイルマッサージを取り入れたりも。

よいものはいくらでも高いものがありましたが、こちらも予算上限を決めて無理のない範囲で購入し、こまめな手入れでカバーするようにしました。

 

妊娠してみて一番想定外の出費だったのが交通費です。

たまたま職場から自宅がタクシー圏内だったこともありますが、実際、体調によってはとても公共交通機関には乗れないという日も出てきます。

そんなときに思わずタクシーを止めたことは数知れず……

人混みに悩まされず、必要以上に歩かなくても目的地に連れて行ってくれるタクシーは体調が悪いときにはありがたいもの。

お金はかかってしまいますが、いざというときの交通手段として使えると使えないとでは大きな違いがありました。ぎりぎりまでお仕事を続ける予定があるなら、月間予算の中に交通費分としていくらか余剰を持っておくことをおすすめします!

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著者:中村ユイ
年齢:35歳
子どもの年齢:2カ月

アパレルメーカーを中心にマーケティング・プロモーションの制作担当としてキャリアを積み、WEBメディアの編集者に。仕事一筋の人生を送る予定が奇跡的に結婚。順調に妊娠までしてしまい、当初の予定とのあまりの違いにおろおろする日々。妊娠してみて、一番辛いことはお酒が飲めないこと…。

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