『子どもを授かる夢を見てしばらくしたら本当に妊娠した!』
『上の子から「ママのお腹の中、赤ちゃんいるよ~」と言われ、半信半疑で病院に行ったら妊娠していた!』
そんな妊娠にまつわる不思議な話に心をほっこりさせていたわたし。
実際に子どもを授かるまでは、まさかわたしにも妊娠を予感させるような不思議なことが起こるとは夢にも思っていませんでした。
それは、結婚して半年が経とうとしていたある朝のことでした。
一足早く起きて朝食の準備をしているところへ主人が起きてきて、急にこんなことを言いだしました。
「夜中に女の子の夢を見た」
その一言を聞いた瞬間わたしは「なんだいつもの怖い話か」と思い、はじめはひたすら話を聞くのを拒んでいました。
でも主人の話に少し耳を傾けてみると、なんだかいつもと違う様子。
真面目な表情で主人が語った夢はこんな感じでした。
女の子が寝室の入り口に立っていて、寝ているわたしたちを見ていた。
女の子は2人いて、姉妹のようだった。
顔は真っ暗で見えなかった。
リアルすぎて不思議な感じはあったものの、怖いという感情がわくことはなかった。
白い光に包まれて女の子たちが消えた瞬間目が覚めた。
「もしかしたらオレたちの子どもだったのかな?」
一通り夢の内容を話し終わった主人は最後にこう付け加えました。
当時、早く子どもが欲しいなと思っていたわたしは、基礎体温のグラフを眺めて妊娠検査薬をフライング使用してはドキドキ!!というのを繰り返していました。
そんな時に出てきた主人の夢の話。
「え~!!!夢に出てきた女の子がわたしたちの子ども?」
まさかそんなことが、という気持ちがありながらも主人の夢の話にわたしは心が躍りました。
こんな不思議な夢はきっと妊娠の予兆に違いない!と根拠のない自信から、その日のうちに妊娠検査薬で検査してみることに。
すると・・・なんと初の陽性反応が!
初めて見る陽性反応にひとりで大はしゃぎ。
「まさか・・・こんなことってあるんだ~!」
喜びと感激で胸がいっぱいになりました。
仕事から帰ってきた主人も、陽性反応が出たという事実にビックリ。
「それじゃあ、赤ちゃんは女の子かもね」
と満面の笑みで喜んでくれました。
翌日病院へ行き、先生からは妊娠5週目と言われました。
その時心拍はまだ確認できなかったのですが、超音波検査で赤ちゃんの小さな小さな姿を初めて見たあの瞬間は、本当に感動的でした。
主人は「夢で見たのはやっぱりこの子だったんだ!」と言い張り、生まれてくるのは絶対女の子だとずっと言っていました。
実際生まれてきた赤ちゃんは、主人の言っていたとおり女の子でした。
もしかしたら、次わたしたちの元へやってきてくれるのも主人の夢に出てきたもう1人の女の子かもしれません。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:NeNE-P
年齢:30代
子どもの年齢:1歳
音楽と英語に囲まれて楽しく子育て中。おてんば娘の笑顔がわたしの原動力!
現在、音楽クリエーター&フリーライターとして活動中。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。