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うちの妻は痛みに鈍感!?気づかず終わった会陰切開

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出産前に会陰切開を調べて不安がつのる

臨月を迎え、出産予定日まであと1週間。

妻は、「調べると不安になることが多いから」と、普段から出産に関する情報収集をしていませんでした。

しかし、出産前になり、色々な不安がピークに達したのでしょう。

珍しくその日はネットでなにやら検索をしていました。

「なに調べてるの?」と私が聞くと、

「やっぱり、調べなければよかった…」とため息をもらす妻。

出産のとき、会陰切開をしたという体験談を読んだらしく、

「切る」ということが大嫌いな妻は、パニック状態になっていました。

「どうしよう、陣痛より切られるのが気になって眠れない」

今にも泣き出しそうな口調で話してきました。

痛みが分からない男としては何と言ってよいのかわからず、

「大丈夫だよ!一緒に立ち会うから」

と、何の根拠もない励ましで出産当日までなだめるのでした。

 

出産時の痛みで大混乱?

出産予定日の前日、陣痛があり病院へ直行。

そのまま分娩室へいくことになりました。

分娩室に運ばれたとき、既に子宮口は全開の10cmで、「もう、すぐに出てきちゃうかもしれないよ」と先生の声。

しかし、赤ちゃんの頭のてっぺんが見えかかっているのにいきみが足りず、赤ちゃんの頭見えたり、かくれたりをくりかえします。

その状態で20分ぐらい奮闘したでしょうか。

「もうすぐですよ!お母さん!お手伝いさせてもらいますね!」

と先生がハサミを取り、おもむろに会陰切開をはじめました。

「バチンッ」という、硬いゴムを切るような鈍い音が、ひびきます。

立ち会いの現場をまじまじとみている私は、陣痛の痛みこそわかりませんが、

「これは痛そうだ」と、目を覆いたくなりました。

あれだけ怖がっていた会陰切開

妻はいったいどんな反応だろうと顔をのぞきこむと、

「もうだめ!出産やめる!」

と、出産の痛みでそんなことはつゆしらず。

私の腕を握る妻の手の力は、鬼が宿ったかのような強さでミミズばれになるぐらいの爪あとを残していました。

 

会陰切開に気づいていない妻

時間にすると約2分ぐらいでしょうか、会陰切開をおこなってから2回目ぐらいの
いきみで無事に赤ちゃんがでてきてくれました。

無事に出産をおえた達成感と安心感で妻は放心状態。

その後、先生は会陰切開した場所の縫合を丁寧にしていました。

その姿は、まるで畳職人のような針さばきで力強いものがありました。

私は「豪快に切って、豪快にぬってくれるんだなぁ」と眺めておりましたが、妻はそのことに全く気づいていなかったようです。

 

産後に痛がる妻

無事に出産をおえた翌日、私に向かって「会陰切開しなくてよかった~!」
と妻が満面の笑みで話しかけてきます。

「いやいや、思いっきり切っていたし、ぬってたよ?」と私。

「本当に!?切ったと聞いたら急に痛くなってきたわ。」と顔をくもらす妻。

どうやら私の一言で、切られたことに気づいたらしいのです。

「言われてみれば、なにかチクチクした感じがする!」と、

まるで、私が切ったかのように、にらまれました。

退院間際に、会陰切開した部分の抜糸をおこない、無事退院しました。

退院後、どうやら座るときが相当痛いらしく、妻はしかめっつらをする毎日。

「もう、切るなら切るって言ってほしいよ」と腹の虫がおさまらない様子でした。

1ヶ月もすると痛みも改善したようで、私もひと安心しました。

 

会陰切開の一部始終をみていた私からすると、つっこみたくなる妻の発言でしたが、あの切られた痛みを感じないほど、出産の痛みはすさまじいのだろうなと、

「母は強し」の部分をかいまみることができた体験となりました。

著者:ryuryuryu
年齢:30代
子どもの年齢:10歳、7歳、4歳、0歳

いつも元気で騒々しい4人の子供たちに圧倒されっぱなしの毎日。慣れない育児に奮闘、そして東奔西走するイクメンパパです。

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