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2年経っても責められる!ニンニク入りラーメンを食べた後、陣痛中の妻の元へ…

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つわり中の妊婦さんは特にそうだと思いますが、うちの妻も同様に臭いに敏感になりました。

それはつわりが終わてからは弱まったものの、出産まで続きました。

私がニンニクの入った食べ物を食べて帰ってきたときには、「臭い!臭い!」を連発し、「妊婦への配慮がない」「イライラする」など、長い時間愚痴が続くため、いつもニンニクを体内に取り入れたことを後悔したものでした。

 

妻が破水していよいよ出産という夜。

妻を病院まで送り、私だけ一旦帰宅することに。

その時は夜の8時頃。

夕飯でも食べようかと、帰り道のラーメン屋さんに寄ることにしました。

私はラーメンが好きで、ひとり飯となるとほとんどラーメン。

でも妻に配慮して、店員さんに「ニンニクは入れますか?」ときかれたら「結構です」と答えていました。

その夜寄ったラーメン店は初訪問。

注文してスープをひと口すすってみると、デフォルトでスープにニンニクがたっぷり入っていることがハッキリ分かりました。

「こんなときにこれはまずい…」

しかし、だからと言ってひと口食べて「ごちそうさま」というわけにはいきません。

私は明日訪れるであろう責め苦から目をそらし、一心不乱にラーメンを胃に流し込みました。

もちろんスープは半分残しました。

これは妻へのせめてもの配慮です。

 

帰宅して寝ていると、早朝5時半に妻から苦しそうな声の電話がかかってきました。

何やら腰のあたりがひどく痛むらしく、マッサージしに来てくれとのこと。

私は慌てて支度を済ませ、妻の待つ病院へと急ぎました。

妻はベッドで横向きに寝ながら、痛い痛いと苦しんでいました。

私はベッドに駆け寄り、腰のあたりを言われるがままマッサージし続けました。

そして妻は苦しげな声でこう言いました。

「く、臭い、ニンニク食べたでしょ…。こんなときに信じられない……」

しかし腰が痛く辛い妻は「臭いからあっち行け」とも言えず、臭い旦那の手を仕方なく借りて腰の辛さを和らげようとしていました。

 

しばらくすると、看護師さんが朝食を持ってきてくれました。料理の美味しさでも評判の病院でしたが、苦しむ妻は食べることができず、朝食はそのまま私の元へ。

私は一気に平らげると、再び妻の腰をさすり続けました。

出産にはまだ早いものの、子宮口もそこそこ開いたということで、分べん室へと移動となりました。

私はあいも変わらず妻の腰をさすり続け、ときにはストローキャップを付けたペットボトルを口元に差し出すなど、献身的に妻の世話をしていました。

 

そうこうしているうちにお昼の12時になり、再び美味しい食事の時間。

分べん室に運び込まれた昼のメニューはビビンバ定食です。

「わ、私食べられないから、食べていいよ……」と妻。

案の定ビビンバ定食は私の元へ。

私は急いで食べて再び妻のそばに寄り、腰をさすり始めました。

すると妻が苦しげな表情で私を睨みつけ、こんな言葉を発したのです。

「臭い……、何食べた?」

何を食べたも何も、病院から提供されたビビンバ定食しか食べておりません。

しかし、その定食には副菜としてキムチが添えられており、私の胃の中のキムチが、苦しむ妻の鼻孔を激しく刺激したようでした。

「し、信じられない…。こんなときにキムチ食べんなよ……」。

食べていいと言われたから食べたのに…。

これぞまさにトラップです。

 

それから2時間ほどしてなんとか出産。

元気な男の子が誕生しました。

息子はもうすぐ2歳になりますが、妻は出産を思い出す度私をチクリチクリと責め立てます。

もし奥様が妊娠中のパパがこの記事を読んでいたならばご忠告。

ニンニク料理は、責められる覚悟を持っていただきましょう!

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著者:ムネカタスミト
年齢:42歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月

40歳にして息子を授かった老イクメン。親の静止も聞かずトコトコとどこへでも走っていってしまう後姿を追いかけ、何かにつけて「ガッコー、ガッコー」と抱っこをせがまれる毎日。疲労と腰痛に気を付けながら、体力をなるべく使わない省エネ育児を模索中。

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