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「母乳ですか?」「やっぱり母乳じゃないと・・・」 母乳母乳といわれても!

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母乳は赤ちゃんの最良の栄養。

スキンシップもとれて一石二鳥。

いいことだらけ。

そんなことは、言われなくてもわかっている。

 

私は、29歳の時初めての出産を経験しました。

出産自体はスムーズな方でしたが、うわさに聞いていた鼻からスイカを出すような痛みというのは想像以上で、陣痛中は何度も心が折れそうになりましたが、母がしてくれた背中をさすったり手をもみほぐしてくれたりといったマッサージが陣痛の痛みによく効き、とても助けになったというのをよく覚えています。

そして、 陣痛が始まってから15時間後、無事に出産しました。

生まれてきたわが子を怖々と抱っこしたことを今でも鮮明に記憶に残っています。

今日はゆっくり休んで、母乳の出をよくするためのレクチャー、マッサージを翌日しましょう。と助産師さんにいわれ、私は明日からがんばらなきゃ!と気合を入れ、その日は就寝することにしました。

が・・、気がたっていたのか、育児に対するプレッシャーなのか、その夜はなかなか寝付けず、体はとても疲れているのに明け方になるまで眠りにつくことができませんでした。

 

そして翌日、寝不足に加え体力的にもまだまだ本調子ではない中、本格的な初育児生活のスタート。

まずは、助産師さんから母乳を出すためのマッサージを受けることに。

これは乳腺を柔らかくして母乳を出やすくするような、血行を促進するようなものでした。

これがかなり痛い・・。

胸をどこかにぶつけて腫れているような重苦しい鈍痛のような痛みを伴うので、早く終われ~終われ~とひたすら念じていたのを覚えています。

そして、次は母乳を出すためのレクチャーを受けました。

まずは、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが重要だという話だったのでさっそく実践しました。

そして、母乳が出ない人は水分不足の場合が多いという話だったので、水をがぶ飲みしました。

食欲もあまりなかったのですが、無理やりでも食べるようにしました。

そうすれば、産後2,3日で母乳は出やすくなるという話でしたが、私の場合母乳はほんの少量しかでませんでした。

その後も教えられたとおりに気を付けて過ごしていましたが、やはり母乳がほとんど出ないという 現実。

そんな状態だったので、入院期間はマッサージ→レクチャー→マッサージの繰り返しでした。

そして主人も「やっぱり母乳じゃないとな~」と軽く言ってくる上、助産師さんもがんばろうね。といってくる毎日。

夜になるとわが子を抱っこしながらごめんね・・と泣きながら謝っていました。

 

退院してからも、悩みは尽きず頭を抱える日々。

支援センターに遊びに行っても、周りはみんな授乳しています。

主人の実家に行けば、ミルク?母乳?と聞かれ、検診の時も先生から母乳ですか?ミルクですか?と聞かれ・・。

そう質問されるたびに、私は言葉がつまり泣きたい気分になるのでした。

私は母親失格なんじゃないか。

どうしたらいいのか段々わからなくなっていき、精神的にどんどん追い詰められていきました。

 

そんな時、私の母が言ってくれた言葉が私を救ってくれました。

「そんなに母乳にこだわる必要はある?もちろん、母乳は赤ちゃんに一番いい栄養素で不可欠なものよ。でも、あなたがそんな風に落ち込んだり、暗い顔したり、イライラしたり、子供にそんな状態の母親を見せることの方がよっぽど悪影響よ。ミルクで十分じゃない。母乳だミルクだ関係ない。過程がよっぽど大切だと思うわよ。」

私は、その言葉を聞いて母乳でヒートアップしていた頭に氷水をかけられたような思いでした。

そこから私の気分はとても楽になったのを鮮明に覚えています。

授乳は重要なスキンシップだというなら、それに代わることをしてあげればいい。

その時期の母乳から得られる免疫がつけられないのだったら、その分気を付けてあげればいい。

そう発想の転換ができるようになったのでした。

 

「母乳ですか?ミルクですか?」
「ミルクです。」

それから私は、堂々と答えられるようになったのでした。

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著者:葵
年齢:33歳
子どもの年齢:3歳

3歳の子供がいる一児の母。出産後は体型が激変。体が重い・・。でも、食べること飲むことが大好きな私はそんなこと気にしない!だって、これが私のストレス発散方法なんですもの!

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