ゼクシィBaby みんなの体験記


「ひどい脱水です。入院ですよ」 水すら飲めずに苦しんだ重症妊娠悪阻(おそ)の日々

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水を飲んでも気持ち悪い…つわりなんてこんなもの?

わたしがつわりを自覚したのは妊娠5週目、ちょうどエコーでたいのうが確認できたころのことでした。
はじめのうちは、二日酔いのような胸やけを感じる程度だったのですが、吐き気は日に日に激しさを増し、ついには水を飲んでも吐いてしまうように。
とはいえ、つわりと言えば、「ウッ!」と口を押さえながらトイレに駆け込むというイメージを抱いていたわたし。

襲いかかる吐き気も「妊婦だもの、こんなものよね」と楽観的に考えていました。

 

尿が出ない…気がつけば極度の脱水状態に

自分のつわりがひどく重いものであったことに気づいたのは、妊娠8週の妊婦健診の日でした。

検尿のときに、どうしても尿を出すことができなかったのです。

尿が出るまで何時間も粘って、ようやくわずかな量を提出すると、すぐに診察室に呼ばれました。
「ひどい脱水です。入院ですよ」。

医師はそう告げると、尿検査の結果を見せてくれました。

 

診断名は「重症妊娠悪阻(おそ)」

尿検査の結果、わたしの体はひどい飢餓状態にありました。

体の飢餓状態をあらわす「ケトン体」の数値が+++と、非常に高かったのです。

体重も、3週間前に訪れた前回の健診から10キロも落ちていました。

診断名は、重症妊娠悪阻(おそ)。

栄養失調に加えて、脱水状態です。尿も出ないはずですね。

毎食ごとに嘔吐はしていたものの、ここまで栄養が摂れていないとは思ってもいませんでした。

 

入院中は食事NG。点滴のみで栄養をとることに

診察を終えるとすぐに入院用の個室に案内され、点滴をしてもらうことになりました。

吐くことで食道を傷つけてしまうため、吐き気のあるうちは食事をとらず、点滴のみで経過をみることに。

脱水症状が改善したことで、かなり体は楽になったものの、吐き気は一向におさまりません。

結局、つわりが完全におさまったのは妊娠12週に入ったころでした。

 

つわりで受診すべき線引きは? と医師に聞いてみたら…

ひどいつわりを経験したわたしは、医師に「受診すべきつわりの線引きはどこですか」と聞いたことがありました。

医師は「吐いてしまうようなら、まず相談。水分がとれるうちは大丈夫だけれど、脱水は良くないね」と教えてくれました。

わたしはまさに、水分も取れなくて脱水を起こしている状態でした。

幸いおなかのなかにいた赤ちゃんは元気に生まれましたが、次の妊娠で同様のつわりに見舞われることがあったら、きちんと医師に相談することを忘れないようにしたいと思います。

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著者:シノヅカヨーコ
年齢:28歳
子どもの年齢:2歳7ヶ月

2歳の娘を持つママライター。ズボラながら育児に奮闘中です。

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