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「種馬のように思われているんじゃないかと思い、嫌になってしまった」 子どもが欲しいと思えば思うほど空回り、すれ違う夫婦

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「まだ子どもはできないの?」と、お姑さんからのいつもの言葉。

もう何回同じことを言われたのかわからないほど、聞き飽きた言葉でした。

結婚して2年、最初は気にも留めていなかったこの言葉も、最近は胸にグサリと突き刺さるようになっていました。

お姑さんだけではありません。

私の実家の両親も、兄弟も、友だちも・・・みんなが口を揃えて同じことを聞いてくるのです。

もちろん私たちも子どもは欲しいと思っていました。
新婚生活が終わって、お互いに「そろそろ子どもが欲しいね」と話すようになり、自然な流れで子作りを開始。

ちょうどその頃、周りの友だちはベビーラッシュだったので、私たちもすぐにできるだろうと簡単に考えていました。
でも、一向に妊娠する気配はありません。

焦った私は、どうやったら妊娠しやすくなるのか、毎日インターネットや本で必死に調べるようになりました。
そして、仕事から帰ってきたばかりで疲れている旦那さんに、
「こうすれば子どもができやすいよ!」「今度の排卵日は明後日だからね!」などと、しつこく言うようになっていたのです。

ちょうどその頃ぐらいからだったと思います。旦那さんが子作りを遠回しに拒絶しているように感じ始めたのは・・・。

 

妊娠するためには排卵日近くに子作りしなければ意味がありません。

それなのに旦那さんは、排卵日付近でわざと飲み会に行って泥酔して帰宅したり、何時間も残業をしてきて、帰ってきたらすぐに眠ってしまうのです。

その度に「ちゃんと排卵日だって言っておいたのに!またタイミングを逃したじゃない!」と、旦那さんを責め立ててしまい、悪循環の日々が続きました。

『子どもを早く作らなければならない』という変なプレッシャーに、いつの間にか押しつぶされそうになっていた私は、旦那さんとちゃんと向き合って話し合うことを決意!

 

旦那さんは最初、話をそらしてばかりでしたが、私が泣いているのを見てようやくことの重大さに気づいたのか、本音を少しずつ話してくれました。

「もともと女性の方から積極的に迫られるのが苦手だった」

「子どもを作ることだけが目的のようで、まるで自分は種馬のように思われているんじゃないかと思い、嫌になってしまった」

というのが旦那さんの言い分でした。

それを聞いて初めて私は、これまで旦那さんの気持ちを無視して突っ走っていたことに気づき、自分が情けなくなりました。もっと早く旦那さんの苦しみに気づくべきでした。

それから私たちは子作りをやめ、お互い自然にそういう気持ちになるまで、この話はしないことにしました。

周りからは「それってセックスレスじゃないの?」と言われたけれど、私たちにはお互いが冷静になるための大切な時間だったと思います。

 

その一年後、私たちはどちらからともなく自然な流れで子作りを再開し、無事に長男を授かることができました。

お互いのプレッシャーやストレスが無くなったことが妊娠できた理由だと思います。

セックスレスの期間があったからこそ、私たちはお互いを大切に想う気持ちを思い出すことができ、

本当の意味で夫婦になれたのだと思いました。

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著者:かのぽむ
年齢:31歳
子どもの年齢:4歳と生後10カ月

海辺の田舎町で4歳の男の子と0歳の女の子、二人の育児に奮闘中!趣味は羊毛フェルトでハンドメイド作品を作ること。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。