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なんとなく後ろめたかった混合生活。身につけたかった「私は私、あなたはあなた」の精神

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子どもを産んだ産婦人科は母子別室だったので、母乳の時間になると授乳室に行きます。

最初は本当に出るのかとても不安でしたし、おっぱいが出たとき、自分の身体の変化に驚いたものです。

初乳は無事に飲ませたものの、その後は全然おっぱいでは足りませんでした。

看護師さんが授乳前と後で赤ちゃんの体重を量るのですが、これがほとんど増えない。

それは全くおっぱいが出ていないということを意味するので、ミルクを後で飲ませました。

いわゆる、”混合タイプ”です。

 

世の中、たいていのことは頑張ったり努力すればある程度はできるようになるものですが、この”おっぱい問題”に関しては、最後までだめでした。

母乳神話を語る病院ではなかったのですが、「母乳は素晴らしい」ともてはやされた時代でした。

アメリカの話では、母乳さえ飲ませておけば、情緒的にも安定するなんて言われていた位です。

だから、母乳で育てるママは素晴らしいという風潮がありました。

完全母乳のママは、出産する前の食事が良かっただの、マメにおっぱいマッサージをしていただの、みんな好き勝手なこと言うんです。

空気を読める大人として顔には出さないものの、やはりおっぱいが出ているママを見ているととても羨ましかったです。

 

退院してからも、”混合タイプ”は頭を悩ますことになります。

「以前は粉ミルクの事件などもあったしね」なんて言われてしまうと、外で哺乳瓶で飲ませる行為そのものが、後ろめたくて、後ろめたくて仕方がなかったです。

そうは言っても、長男は母乳では到底足りませんでした。

ミルクをいつも足すのですが、その横で完全母乳のママに

「混合タイプは大変だよねー、準備もあるし、色々持ち歩かなくちゃだめだし。でも母乳は楽だよー、いつでも出して飲ますことができるからね」

なんて平気で言われたこともあります。

 

毎日感じる母乳プレッシャー。

結局、しっかりと反抗することなく、コソコソしながら混合生活を続けました。

「私は私、あなたはあなた。」と言いたかったけれど、それはできませんでした。

 

先日、私のようなママがいたことを新聞記事で見つけました。

本当に気の毒だと思います。

近くにいたら、励ましてあげたかった。

ママにとって、寛容的な社会であってほしい、自分はそうありたい。

そう思っています。

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著者:GMO
年齢:37歳
子どもの年齢:6歳と8歳

二児の男子の母。長期休みでの子供たちの食生活の乱れが心配です。できるだけ避けてはいますが、不意の外食、おやつの購入、ジュースやアイスクリームを摂りがちです。頑張りすぎて、今度はこちらが参ってしまい、子供たちが寝ると、こっそりプレッツェルとビールを頂いています。

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