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初めての出産。不安もいっぱいの心に一番響いたのは、母の声でした!

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妊娠するまでは、たとえ主人とはいえ、出産の様子を見られるのはちょっと嫌だなと思っていました。

でも、お腹に赤ちゃんを授かり、その喜びを主人と共有するうち、ぜひ主人には立ち会ってほしいと思うようになりました。

主人もわたしの初めての出産をサポートしたいと、立ち会いを強く希望していました。

出産は里帰りで、実家の近くの病院を予約。

それでも、主人以外の家族の立ち会いは全く考えていませんでした。

 

わたしのお世話になった病院では、入院前に「出産に向けて」のアンケートのようなものを、事前に提出することになっていました。

アンケートは、赤ちゃん誕生までのサポートに活かすという目的で実施。

その中に

「立ち会いをしてほしい方はいますか?」

というのもあり、わたしは迷わず「主人」と書きました。

その時は、まさか母も立ち会うことになるなんて思ってもいませんでした。

 

お産の方はというと、なかなか陣痛が始まらず1週間が経過。

40週に入り陣痛促進剤を投与するも、お産につながらず・・・

2日経った夕方、主人が病院に到着した直後、破水しました。

破水したらすぐにお産が始まるものとばかり思っていたのですが、その後も陣痛が始まることはありませんでした。

先生からは

「今夜はゆっくり休んで、また明日促進剤を投与していきましょう!」

と言われ、その日は破水した状態のままLDR(陣痛分娩室)で一晩過ごしました。

 

翌日の朝食後、8時半から再び陣痛促進剤の投与をスタート。

両親が病院に到着した10時過ぎには、やや強い陣痛が10分おきにくるようになりました。

「いよいよ始まったね!お腹の赤ちゃんと一緒にがんばるんだよ!」

そんな母の言葉はわたしの心にすっと入ってきました。

陣痛が強くなるのに伴って増していったのが腰の痛み。

母は、

「痛い、痛い・・・」

と訴えるわたしの腰をやさしくさすってくれました。

痛みやいきみを逃がすために、息をゆっくり吐きながら深呼吸。

そうして痛みに耐えているうちに、あっという間に2時間が経ちました。

ついに陣痛は3分間隔に!

それまでは「ゆっくり深呼吸!」と冷静に行動できていたのですが、

痛みはピークに達し、もうそれどころではありません。

わたしは

「あー!痛いー!いやだー!!!」

と叫び始めました。

いきみそうになるわたしに母は

「まだだよ!まだいきんだらダメ!息を吐いてー!」

と声を掛け続けました。

「もう無理ー!」

と大声をあげると、母は

「赤ちゃんもがんばってるよ!がんばれー!」

とわたしに負けないくらい大きな声で励ましてくれました。

 

12時過ぎ、ずっと付き添ってくれていたベテランの看護師さんが、

「もう全開なんじゃない?!」

と突然言い始めました。

ベテランの勘というものでしょうか。

「え?!もうですか?まさか!」

と半信半疑だった助産師さんでしたが、子宮口を確認してびっくりした様子!

「全開です!先生を呼んできます!」

看護婦さんや助産師さんが慌ただしく動き始めました。

「ご主人さまは立ち会いですよね?お母さまはどうされますか?」

との言葉に、

「お母さんも一緒にいて!!!」

とわたし。

主人はわたしの必死な姿や周りの空気に圧倒されて、涙を流しながら

「がんばれ、がんばれ・・・」

とただただ繰り返していました。

それに対して母は、いざいきむとなった時も、

「今だよー!しっかりいきんで!」

「よーし、もう一回いこうか!」

「もうすぐだよー!」

と一生懸命声を掛けてくれました。

どちらの応援もとても心強く、

「もうひとふんばり!」

とがんばれました。

 

13時過ぎ、元気な女の子が誕生。

本格的な陣痛が始まってからは3時間あまりというスピード出産でした。

初めての出産で不安だらけの中、ひたすら声を掛けてサポートしてくれた母。

看護師さんや助産師さん、駆けつけた先生まで、いろんな声を掛けてくれましたが、誰よりも母の声が心に響きました。

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著者:NeNE-P

年齢:30代
子どもの年齢:1歳

音楽と英語に囲まれて楽しく子育て中。おてんば娘の笑顔がわたしの原動力!
現在、音楽クリエーター&フリーライターとして活動中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。