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姉妹でもおっぱいとのお別れはそれぞれ。断乳をがんばった上の子と、自然に卒乳した下の子

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産まれてからずっとそばにあるおっぱいとお別れすることは赤ちゃんにとって最初の試練なのではないかと私は思います。

育児書やインターネットでも断乳卒乳については諸説ありますが、私はふたりの子どもを完全母乳で育て、上の子は1歳、下の子は1歳2か月でおっぱいとお別れをしました。

 

●ひとりめ…「断乳

上の子はともかくおっぱいが大好きでした。

生後3か月頃まではおっぱいから離れて過ごす時間はほとんどないくらいで、1~1.5時間毎におっぱいを求め、30分以上おしゃぶりのようにくわえて離さないで過ごすこともしょっちゅうでした。

それを過ぎると少しずつ授乳回数は減ったものの、それでも1歳直前の昼間だけで3時間毎、夜も合わせると10回以上授乳して、離乳食はまったくといっていいほど食べませんでした。

 

せっかく手をかけた離乳食も食べてもらえず、お出かけもままならず、自分自身もしっかり眠れないことが辛く、授乳することが私にとって苦痛に感じてしまうことが多かったので、11か月頃より1歳の誕生日を過ぎたら断乳することを決意しました。

そして毎日、

「1歳のお誕生日を過ぎたら赤ちゃんじゃなくなるんだから、おっぱいもバイバイするんだよ」

と子どもに言い続けました。

その度におっぱいにくっついていた子どもを見て、話が少しはわかっているのかなと思っていました。

 

1歳の誕生日。

誕生日のために用意した離乳食のキャラクタープレートはまったく食べてもらえず、最後のおっぱいをこれでもかというほど飲ませて、翌日からなしにしました。

私のわがままでおっぱいをやめるのかもという気持ちもありました。

でも、これでご飯もしっかり食べるようになって、もっと楽しく遊べるようになってほしいと願ってやめました。

やめた初日、日中からそれはもう怒って、泣いて、騒ぎました。

泣くたびにおっぱいもじんじんするので、私の気持ちが萎えそうになりましたが、

「今頑張らないと、またしんどいのに逆戻りする」

と心を鬼にし、子どもにはお茶やバナナを与えたり、お気に入りのDVDを見せたり、ひたすら抱っこやおんぶをして1日目を乗り切りました。

それは夜間も続き、真夜中でさえテレビをつけたり、唄を歌って過ごしました。

 

2日目も同じことを繰り返しました。

まだ、おっぱいを求めて必死に泣く姿に、何度も申し訳なく思い、やっぱり断乳はやめておっぱいを出してあげようと思いましたが、これを乗り越えたらお姉さんになれるんだと思いなおし、ともかく一緒に頑張ろうと子どもと自分を励ましました。

しかし3日目になると、ぱたりとほしがらなくなりました。

必死におっぱいを飲もうと服をまさぐることもせず、不安な気持ちを我慢してなのかしきりに抱っこだけを求めてきました。

そして離乳食を急にがつがつと食べ始めるようになり、夜も1回も起きることなく朝を迎えるようになりました。

恐ろしいくらいの変化に喜んだ反面、大変な状況になったのは私のおっぱいでした。

それまで頻回授乳だったのに、突然やめたことでガチガチの岩のように張ったおっぱいになってしまったのです。

予め、インターネットで断乳について調べていた時におっぱいの処理についても確認していたため、それに従っておっぱいをしぼっていきましたが、なんとなく落ち着いたと思えたのは断乳2週間を過ぎてからでした。

 

●ふたりめ…「卒乳

下の子はともかく米が大好きです。

離乳食前期から食べすぎるくらいによく食べるので、2回食、3回食へは月齢目安より少し早めて進めたくらいでした。

そのため母乳の回数もそこまで多くなく、1歳前の昼間にはまったく飲まなくなり、夜間の寝かしつけとそれに加えて夜中2回くらいあげる程度でした。

私は上の子に鍛えられていることもあり、授乳への負担があまり感じられず、上の子同様断乳をしようか迷っていたのですが、ちょうど1歳の誕生日前後に風邪をひきそのまま授乳を継続することにしました。

そして元気になってきた1歳2か月頃、再び授乳時期について考えていたある夜、おっぱいなしで寝付いてしまいました。

体調でも悪いのかなと思い、様子を見ることにしていると、その夜は一度も起きることなく朝を迎えました。

翌日もとんとんして寝て、同じように起きることなく朝を迎えました。

そして翌日も、それからずっと。

 

私サイドは何も心積もりしていない間に子どもはおっぱいをやめました。

これを「卒乳」というのだろうと思い、あまりにあっけなさすぎて、

「もう1回おっぱいをだしてみようかな」

と思ってしまったくらいでした。

上の子で苦しんだおっぱいの張りも、元々授乳回数が減っていたこともありほとんど感じることもなく、1週間でぺちゃんこになりました。

 

こうして私の授乳は終わりました。

ふたりの子どもを通して、断乳による親子の苦労を実感したり、卒乳のあっけない寂しさを感じました。

上の子には丸2日間辛い思いをさせてしまったとは思いますが、その頑張りのおかげで私の心に余裕をつくることができ、育児を問題なく進めていくことができたので後悔はしていません。

あのまま授乳を続けていたら、どんどん私のストレスが溜まっていって、断乳体験よりも辛い体験を子どもにさせてしまっていたかもしれないと思うからです。

一方、卒乳は子どもにとっては子どものタイミングでやめられて本当によかったと思います。

でも正直言うと、本当にただの私のわがままですが、私の心の整理がないままにおっぱいにぺとっとくっつくどうしようもなくかわいい姿を見られないと思うと寂しいです

まだ話せない子どもに無理なお願いですが、

「明日からやめるよ」

と言ってくれたらよかったのに。

 

これからはおっぱいの時間とは違う過ごし方でたくさん母と子どもの時間を大切にしていきたいと思います。

そしていずれ子どもたちが大きくなったときに、それぞれのおっぱいの話をしてあげたいです。

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著者:きのこ
年齢:30歳
子どもの年齢:泣き虫4歳娘とやんちゃな1歳半娘

社会生活から離れて、どっぷり子どもとの生活5年。プリキュアとか、ワンワンとか、アンパンマンじゃない、大人の世界を感じたい今日この頃です。

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