母親学級・両親学級には、出産する医院から勧められて参加しました。
立ち会い出産するためには、どちらかの学級に参加することが条件となっていたからです。
最初は、あまり積極的に参加しようと思っていなかったので、ちょっとめんどくさいなと思いました。
けれど、実際参加してみると意外と充実したものでした。
私は当時働いていたため、ワーキングマザーのための両親学級に参加しました。
ワーキングマザーのためのだけあって、休日に開催されています。
普通の母親学級は平日だったため、主人と共に出席できることもあり大変助かりました。
会場には同年代のプレママ・プレパパが50人ほどでしょうか、賑やかに集まりました。
みな週数も同じくらいなはずですが、人によってお腹の出方にこんなに差があるのかと驚きました。
自分もたくさんいる妊婦さんと一緒で、特別でも何でもないんだなと思うと少し不思議な気分でした。
学級では妊娠中の妊婦に起こる変化や、妊婦が気を付けたい事などの講義を聞きました。
どれも本で知っていた知識でしたが、人から聞くと改めて注意しようと思える内容でした。
講義の中でも良かったのが、妊娠中の女性に気を付けたい事をパートナー向けに話してくれたことでした。
パートナーの男性はこういう事に気を付けなさい、気遣いなさいということを第三者から言ってもらえるのがありがたく、効果があったようです。
日頃言いづらいことを代弁してくれているようで、大きく頷いてしまいました。
他には、妊婦体験や抱っこひもの試着など。
妊婦体験は妊婦の胸やお腹を再現したベストを男性に着てもらい、日常生活の不便さを味わってもらうものです。
仰向けになった姿勢からの起き上がりや、下にあるものを拾う動作などを試します。
サポートするポイントを掴んでもらえて、その後の生活にも役立ちました。
抱っこひもは売り場ではなかなか遠慮して試せないので、自由に試着できる機会があって参考になりました。
ぬいぐるみを用意してあって、赤ちゃんが抱っこされる様子をイメージできるのも良かったです。
市町村によって内容は異なるかと思いますが、母親学級・両親学級はちょっとめんどくさそうでも行って損はないと思います。
時間を作って、ぜひパートナーと参加してみてください。
著者:オレンジ
年齢:35歳
子どもの年齢:2歳
妊娠中は働いていましたが、出産に当たって離職しました。現在は専業主婦として毎日子供と向き合っています。日々の成長に驚かされる毎日です。
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