妊娠・出産・育児の情報サイト


水さえまずい!つわりってこんなにキツイの? 終わりの見えない苦しみ

f:id:akasuguope02:20151208210954j:plain

妊娠した喜びを感じること束の間、妊娠8週目くらいから私にしっかりと訪れたつわり。
急に何を食べても美味しさをまったく感じなくなり、ついには、水さえも味が変に感じられ口にするのが億劫になりました。

ベッドに横になりながらスマホサイトなどで、つわりで苦しむ方々の情報を読みあさり、「私だけの苦しみではない。」と念仏のように言い聞かせましたが、1日中感じるムカムカに、この苦しみはずっと続くのではと絶望的な気持ちになりました。

夫からは、「日頃スポーツをやっていない体力のない人や、胃腸の強くない人はなりやすいんだってよ。あてはまるね」と言われ、

「そんなの今言われても、もうどうしようもないし!」とイラッとする事も多々。

辛すぎて外出することもままならず、「もうダメ。」が、いつしか口癖になり、しかも、ほぼ寝たきり状態だったため、毎日が楽しくなさすぎてつらいけど退屈状態でした。

「つわりで食べ物を受け付けられないときは、無理して栄養は取らなくてもいい。」

と、サイトにコメントしている専門家の方の話を頼りに、

「無理して食べなくても大丈夫、どうにかなる」と食べる事を頑張らなかったため、体重は一気に3kg程度落ちました。

と同時に、空腹になるのも気持ちが悪くなってしまうというジレンマにも陥っておりましたが、そんな時かろうじて私を助けてくれたのは、フルーツ類でした。

最初の頃はパイナップルのお世話に。

ただ、不思議と味覚が毎日のようにコロコロ変わり、「昨日食べられたパイナップルが今日は受け付けられない!」なんてことも多く、次はメロン、次はオレンジなど、食べられるスイーツも日々変化。

そのため、買いだめも難しく、せっかく夫が「パイナップル買ってきたよ。」と気を遣ってくれても、「ごめん、今日は食べられなくなった。」と謝ることも多かったです。

 

そんな生活が続き、引き続き水を飲むのも気持ちが悪いので、脱水症状にもなりかけ、結局病院で何度も点滴を受けました。

点滴を受けても、病院の先生がおっしゃるような、スッキリ感はほとんど感じられなかったのですが、脱水症状になってはいけないという一心で受けていました。

そんな苦しみは、妊娠6ヶ月ごろまで続き、さらに、つわりが終わりかけの頃には、頭が割れるんじゃないかと思うくらいの激しい頭痛に見舞われたものの、その後は急に食欲が盛り盛りっと復活し、苦しみがウソのように消えて行きました。

 

「2人目を産むなら、年齢的にも急がないと。」なんていいだした私に、夫は「あんなにこの世の終わりみたいに苦しんでたのに」と呆れ顏です。

ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事

【1500人にアンケート】つわりタイプ別の軽減法を先輩ママが直伝!【1500人にアンケート】つわりタイプ別の軽減法を先輩ママが直伝!気持ち悪い、体が思い通りにならない……いつかは終わると分かっていても、辛くて仕方がないつわり。先輩ママたちも工夫しながら、なんとかつわりの時期を乗り切ってきました。みんなのつわり軽減アイデアからヒントを得て、和らげる方法…
【2700人にアンケート】つわりで仕事を休んだことはある?休んだ期間はどれくらい?【2700人にアンケート】つわりで仕事を休んだことはある?休んだ期間はどれくらい?つらいつわりの症状で仕事をお休みしたいと思ったことはありませんか?だけど、つわりで休んでもよいのかな?と不安になってしまったり、なんと言ってお休みをもらったらよいのかわからなかったりと、休むことへの心理的なハードルは高め…
【医師監修】「羊水過少」とはどんな状態? その原因として考えられることは?【医師監修】「羊水過少」とはどんな状態? その原因として考えられることは?健診で「羊水が少なめ」だと診断されたら、おなかの赤ちゃんは大丈夫だろうかと大変心配になってしまいます。ここでは、羊水が果たしている重要な役割と、「羊水過少」の原因や胎児への影響についてお伝えします。…

f:id:akasuguope02:20151108235914j:plain

著者:ぶらんぼん
年齢:39歳
子どもの年齢:妊娠7ヶ月

妊娠6ヶ月で夫の仕事の関係で、パリに移住し、慣れない土地での出産に向けて不安な日々を過ごしています。毎日大変だけど、元気で健康な赤ちゃんに出会えるのが楽しみです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。