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つらい後陣痛。なのに、赤ちゃんがそばにいる時だけは痛くない!

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出産の痛みをようやく乗り越え、赤ちゃんと感動の対面を果たすことができた私は、
後産があるのでしばらくそのままLDR(陣痛分娩室)に寝かされていました。

軽い陣痛のような痛みが来て、するりと胎盤が剥がれて排出されます。

先生が

「うん、きれいだね。全部ちゃんと出たね」

と胎盤の形を見てチェック。

後産も無事に終えて、体力が回復するまで1時間ほどこのまま過ごします。

 

出産時に出ていたアドレナリンが徐々に無くなってきて、頭は冷静になっていました。

それと同時に、下腹部に鈍い痛みを感じ、その痛みはどんどん強くなっていきます。

あまりの痛みに時々

「うっ・・・」

と、息が詰まってしまうほどです。

様子を見に来た看護師さんに

「お腹が痛いんです」

と、必死に訴えました。

看護師さんいわく、

「子宮が元の大きさに戻ろうとする痛みです。後陣痛と呼ばれるものです」

とのこと。

私が

「痛いので痛み止めをください」

と言うと、

「痛み止めを使うほどではないですよ」

と笑って聞き流すばかり。

さらに痛みは増していき、体中から脂汗がにじみ出てきました。

再度、看護師さんに訴えましたが

「痛みがあるということは、きちんと子宮が収縮している証拠です。痛み止めを飲むと、せっかくの収縮を妨げてしまうから我慢してください」

と再度断られてしまいました。

陣痛は通常は生理痛ぐらいの痛みで、そんなに痛くないそうですが、まれに私のように、子宮の収縮が強すぎて苦しむ人がいるそうです。

 

痛みに耐えていると、先ほどの看護師さんが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れて戻ってきました。

きれいに洗われて真っ白なおくるみに包まれた赤ちゃんを見て、私たち夫婦は

「かわいい!」

を連発!

「しばらく抱っこしていていいですよ、後でまた迎えにきますから」

と看護師さんはその場を離れ、私たち夫婦と赤ちゃんだけにしてくれました。

可愛い赤ちゃんに見とれている時間はあっという間に過ぎ、気づけばもう病室へと移る時間。

戻ってきた看護師さんから

「先生に聞いたら、そんなに痛むなら痛み止めを出してもいいって言われましたよ。どうしますか?」

と聞かれた時、初めて痛みを感じていなかったことに気づきました。

赤ちゃんを抱っこしてから今までの間、嘘のように後陣痛の痛みは消えていたのです。

「もう大丈夫です」

と返事をして、看護師さんが赤ちゃんを新生児室へ連れて行った直後、治まっていたあの後陣痛の痛みが、まさかの再発。

突然

「イタタタタ・・・」

とうずくまる私を見て、旦那さんはびっくり!

「えっ!?今さっきもう大丈夫って言ったばかりだろう?」

と、オロオロしながら私の背中をさすります。

「私だってわかんないよ!また痛いんだからしょうがないでしょう!?」

と涙ながらに訴える私。

その後も、赤ちゃんと一緒にいる時だけ痛みがなくなるので、結局、産後すぐに母子同室にして同じベッドで眠ることに決定。

どうして赤ちゃんと一緒にいる時だけ痛みが無くなるのかわかりませんでしたが、母としての愛情がなせる業なのか、とても不思議な経験でした。

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著者:かのぽむ
年齢:31歳
子どもの年齢:4歳と生後10カ月

海辺の田舎町で4歳の男の子と0歳の女の子、二人の育児に奮闘中!趣味は羊毛フェルトでハンドメイド作品を作ること。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。