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[蛯原英里さん×安めぐみさん対談第2回] 愛と笑いの出産体験。 いちばん悩んだ母乳問題

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プライベートでも仲のいい蛯原英里さんと安めぐみさん。ママ友対談の第2回目は、帝王切開陣痛ではじめて経験した産みの苦しみ、産後に直面した母乳問題について。深刻に悩み過ぎていた自分を救った“あのひと言”が話題に上りました。

帝王切開。痛みはないけどえぐられる感覚は鮮明!

蛯原さん:私は子宮筋腫の手術をしていたから、念には念をということで帝王切開をすすめられたの。赤ちゃんが無事に生まれてくれることを第一に考えて、そこは割り切っちゃった。予定日が8月18日で、38週と2日の8月6日に手術することになって、その日の13時に入室したんだけど、生まれたのが16分後! 本当にあっというまでびっくりしたよ。

安さん:麻酔をしていても意識はあった?

蛯原さん:あったあった! 麻酔を打ったあと氷を足につけて「冷たく感じますか?」って確認されたのね。それを感じなくなってからお腹を切るんだけど、開いた途端、手でぐりってえぐられたの。それがあまりにもリアルで気持ち悪かったから、痛くないのに「痛い!」って言っちゃって(笑)。立ち会いしていた主人もびっくりしたみたい。

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安さん:そんなにはっきりわかるんだぁ。

蛯原さん:でも本当に痛くなったのは、術後のお腹の傷。パンツのひもがお腹にあたるだけでも痛いし、起き上がるだけでも痛いし、ほんとうに大変だった。おかげで産後1ヶ月半ぐらいは外出もできなかったよ。

安さん:私は最初、和痛分娩にするつもりだったんだけど、できるだけ自然分娩に近いかたちでギリギリまで我慢したいと思っていたのね。でも子宮口が5センチまで開いたらもう限界になって、一回だけ麻酔してもらったんだけど、体質的に麻酔がききすぎて陣痛が止まっちゃって。それで結局、最後は死ぬ思いで痛みを我慢していたから、ほとんど自然分娩と同じになっちゃった。

 

夫のマタニティ・ハイ!?分娩室にまで仕事仲間が・・・!

蛯原さん:旦那さんも立ち会ったの?

安さん:ちょうど仕事が終わって立ち会いには間に合ったんだけど、そのときはもう痛すぎて声もでなくてヒューヒュー言っていて。叫ぶというよりのけぞってたんだよね。それでも慌てずに、陣痛の合間に水を飲ませてくれたり、汗をふいたりしてくれて。生まれた瞬間、号泣して喜んでいたのはいいんだけど、すぐに「二人目もほしいね」って言われたときは、「えー、今はまだそこまで考えられないよ〜」と思っちゃって(笑)。

蛯原さん:よっぽど感動したんだねぇ。

安さん:私は妊娠中も出産した後も、わりと冷静だったんだけど、東さんはマタニティ・ハイみたいになって舞い上がっていたなぁ。私がまだ分娩室にいるとき、「はい、入っていいよ〜!」って、彼のマネージャーさんや仕事仲間まで連れてきたのもびっくりしちゃった(笑)。

蛯原:せめて部屋に移動してからって思うよね(笑)。

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「こうしなきゃダメ」が悩みのタネだった母乳問題

蛯原母乳はどうだった? 私は、出産前から母乳マッサージはしてもらっていたんだけど、出産の翌日は舐めさせる程度。その後、3日目にパンパンに張ってもなかなか出なくて。仕方なくミルクと混合にしちゃった。

安さん:私も最初は全然ダメだったよ。本当は母乳メインでいきたかったんだけど、私の場合、乳首が吸いづらかったみたいでニップシールドをつけないといけなくて。上手く授乳できないからミルクを足すしかなくて。

蛯原さん:私も3ヶ月目ぐらいにやっと軌道に乗ったかな?っていう感じだった。それまでは、母乳が出なくて泣いたこともあったよ。産院から自宅に戻って2週間ぐらい経ったとき、搾乳器で搾乳してみたら20CCしか出なかったから、「たったこれだけしかあげられてなかったんだ!」と思ったらボロボロ涙が出てきたの。母乳外来に相談に行ったら、「1滴でも母乳が出ていれば、それはもう母乳あげていることになるから心配しないで」って先生に言われて、すっごく救われたんだけど。今振り返ると、赤ちゃんが吸うのと搾乳器使うのとでは母乳の出も違うから、そんなに心配することなかったなって思う。

安さん:私も、産院では「5,60CCは飲んでいますよ」って言われたんだけど、家で搾乳したら10CCしか出なかったのね。どっちを信じればいいのかわからないから、結局、不安でミルクを足しちゃってた。でも赤ちゃんの吸引力もどんどん強くなっていくんだよね。

蛯原さん:そうなの!

安さん:わたし、英里ちゃんにとっても感謝しているんだよ。まだ母乳で悩んでいた生後2ヶ月半ぐらいの頃、うちに遊びにきてくれたでしょう。そのとき目の前で娘さんの授乳光景を見せてくれて、娘と一緒にじーっと見ていたんだよね。そしたらその日の夜から、ニップシールドつけなくても娘のほうからパクって吸い付いてくれて。それから2週間ぐらい経った頃、「あれ? そういえばもうミルクいらなくなった!」って感激したの。

蛯原さん:そうだったんだ!よかったね。授乳するとき、いろいろ準備も大変そうだったから。シールドつけたり、授乳枕を用意したり。それがなくなるだけでもだいぶ楽になれるもんね。

安さん:本当に母乳のことで悩んでいたから、英里ちゃんが「大丈夫、大丈夫!」ってさくさく授乳しているのを見て、「そんなに楽に授乳できるようになるんだぁ」って気が楽になったのも大きいと思う。そのときから、「こうしなきゃダメ」みたいに思っていたことをやめたのがよかったのかもね。

安めぐみ
やす・めぐみ/ 1981年東京都出身。CM、映画、テレビ、ラジオ、雑誌等で幅広く活躍。アロマテラピー検定1級の資格も持つ。2011年12月に東貴博さんと結婚。15年3月に第一子となる女児を出産。現在、ラジオ番組『「焼酎ダイニングJ-FairyYASU」』、テレビ番組『ぴったんこカンカン』(TBS)、『カンニングのDAI安吉日』(BSフジ)、ラジオ番組

 

蛯原英里
えびはら・えり/ 1979年宮崎県出身。看護師としてNICU(新生児集中治療室)で約6年間勤務後、アパレル業界を経て、IHTAチャイルドボディセラピストの資格を取得。12年、ena AMICEを設立し活動開始。14年8月に第1子の女児を出産。15年、日本チャイルドボディケア協会設立。著書に『蛯原英里のベビーマッサージ 』など。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

衣裳強力(蛯原さん)/ニット¥27,000 スカート¥25,920(ともにTOCCA) (安さん)/ニット ¥26,000(ストラ)スカート私物 
スタイリング/鈴木由香里(蛯原さん)、山口沙織(安さん) ヘアメイク/佐々木育美(蛯原さん)、松永香織(安さん) 撮影/冨永智子 取材・文/樺山美夏

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