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破水から出産まで59時間。お祭りのようで楽しかったにぎやか出産完全レポート

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里帰りで初産を迎えることにした私。

9ヶ月で実家に帰ってからというもの、おばあちゃんや友達やらからいかに出産が痛くつらいかを聞かされビビッていました。

でもそこは高齢出産、「知識を武器に乗り切ろう!」と本やらネットやらで毎日お勉強。

 

出産予定日の2週間前。

夜中2時にふと目が覚め寝返りをうつ。

するとじゅわっと生理のときのような染み出す感じ。

「あれー?尿漏れ?」と思いつつもう一回反対方向に寝返りを打つとまたじゅわ。

トイレに行き見てみるもお印のような出血はなし。パンツに3センチくらいしみになる透明の濡れ具合。陣痛も全く無い。

「やっぱり尿漏れ?それともこれが破水?わからん・・・破水ってもっとどばっっとしたもの?うーむ病院に電話するべきか・・・」

布団でごろんごろんして考えるも「破水していたのに放置していたほうが大変だからはずれでもいいから病院に電話で聞いてみよう」と結論を出し電話してみることに。

 

「破水か尿漏れかなんとも判断できないので一度入院の準備をして病院来て下さい。」と言われ病院へ。

診察台に乗り股にリトマス試験紙みたいなものをぴたっとくっつけて助産師さんが「破水してますね。このまま入院ですね」と入院することに。

「尿漏れじゃなくてよかった~。そのうち陣痛くるのかなぁ・・」とワクワクとどきどきを抱えたまま明け方5時に入院。

陣痛もまだだし両親は一旦家に帰ってもらいます。

 

朝8時過ぎ、主治医が来て、診察してもらう。

ドクター「子宮口は1、2センチってとこやな。陣痛はないの?」 

私「はい、まだないです。」 

ドクター「今日陣痛促進剤飲んでもらおうかな。点滴もあるけどマイルドに飲み薬からためしてみましょか」

とのことで一粒陣痛促進剤を飲む。

 

入院した病院はLDRが無く、陣痛室と分娩室が別。

促進剤を飲んだ人は陣痛室で胎児モニターを装着して過ごすことになっていたようで、モニターつけて本読んだりi-pod聞いて過ごす。

3時間たってもほぼ変化なし。

部屋に戻ることになる。

痛みもないし、やることないしと廊下をうろうろしていると偶然にも中学時代の先輩が。

先輩も里帰り出産で3日ほど前に出産したそう。

その時先輩から

 「陣痛がマックスになってきた時も必ず1分くらい休み時間があるねん。その時間にいかにリラックスするかが大切やで。ずっと痛い痛いって力んでると体力もたへんから。痛いのが1、2分続くけど必ず1分休みあるから。そこで力抜くんやで。それと、分娩台に乗ったら助産師さんの言うこと聞いてぐっとおへそを見るといいで。痛い痛いって腰浮かせたりねじったり分娩台にのったらしない方が良い」

とアドバイス。

何気なく聞いていたこのアドバイスが後々とーっても役に立つ(先輩ありがとう)

 

入院1日目。

陣痛来ず。

 

入院2日目。

看護学生さんが2人ついてくれることになる。

学生2人と陣痛促すため廊下をうろうろするも陣痛来ず。

偶然先輩とデイルームで出会う。「あれ?まだ生まれてなかったの?」まわりの出産後の人々からも「頑張ってね!」と励まされ、陣痛促進剤を飲むもこの日も生理痛程度の痛みしか来ず。

さすがに覚悟もできているのでちょっと痛くなると「やった!陣痛来たのか!」とルンルンしてしまう。

痛くてうれしいというかなりMな状態。

しかし、少し痛くなってはまた痛みが消えてしまうを繰り返し2日目もお産は進まず。

遠路はるばる駆けつけてくれた旦那さんも、明日はどうしてもはずせない仕事があるからと飛行場へ・・・大丈夫さ、立派な子を産んでみせるさ!

 

入院3日目。

朝一番で主治医の診察。

子宮口は1、2センチからぜんぜん変わりなし。

ドクター「さすがに今日生まれなかったら、破水して三日目だし赤ちゃんの感染も心配だから帝王切開かな?午前中今度は点滴の陣痛促進剤使用して駄目だったら昼から帝王切開にしましょう。手術になるかもしれないから一応飲食禁止で。」

ということで点滴することに。

点滴の準備の間陣痛起こそうとぐるぐる廊下を歩いているとまたもや先輩たちに出会う。

「えー!そのおなかってことはまだ生まれてなかったの?!」とみんなにびっくりされ「ええ、まぁ・・・」と照れ笑い。

私の母親も朝来てくれるが「まだ陣痛来てない。促進剤使ってもすぐ生まれるわけじゃないし、家のことして13時くらいにまた来て。帝王切開になったら手術の同意書サインしてほしいし。」と一旦帰宅してもらう。

 

朝9時半:陣痛促進剤点滴開始。余裕で本読んだりできる。

10時半:生理痛のひどい日程度の痛みが出始める。

11時:「こ、これは本当の陣痛かも・・・そ、そうだ富士山、富士山の絵を・・・」都市伝説の赤ペンで陣痛中の妊婦が書いた富士山の絵をもらうと子宝に恵まれるという逸話。誰かの役にたてばと、事前に紙と赤ペン用意しておいた。
よし、書くべ!と頑張る。途中「痛み来た来た来た~!!」と止まりながらも何とか7枚書き上げることができた。
時計をみると5分間隔。これ以上狭まったらトイレ行けないかも・・・と頑張ってトイレに行く。

11時半:ギューギューと絞り上げる痛みが来る。でも、まだ子宮口開いてないから力んではだめだ!口閉じてると力んでしまうから口あけておこうと思い口あけると自然と「あああああああああああ~!」と声が出ている、壁を押している。

診察台でドクターの診察してもらう。「6、7センチってとこかな。破水させるよ。痛みもっと強くなるからね」と言われ、聞き返す間もなくパシャーん!じょぼじょぼと破水。
ベッドに寝転ぶ、3、4分おきに「ああああああああ!」。
学生さん一生懸命腰さすったり汗を拭いたり声かけてくれている「ありがとうよ」と言おうと思うけど口からは「あああああ!」しか出ない。
「が、学生さん。お昼休憩いったか?」と搾り出して聞くと「大丈夫です!交代で行きます」良かった。こんな叫んでいるのみてもドン引きしてなさそう。陣痛感覚が短くなってきた気がする。

13時:がちゃっとドアが空きお母さんが入ってくる。
「じ、じんつうがきてる・・・ほんとのじんつう・・・きてるってメールしといて・・・」
そうだ、旦那にも旦那の両親にも陣痛きていること伝えてない。
今日は生まれる!
内診するため母は部屋の外へ。助産師さん、学生さんと子宮口チェック、ついに全開!いよいよ分娩台!5メートル先の分娩台が遠く感じる。
1分半おきの陣痛の合間を見計らってベッドから分娩台に移動。

助産師さんがガウンなど用意している間に、ドクターがのんびりとお守りに持っていたぬいぐるみをさわって「これかわいいな」「う、うちの長男です。お守りなんです」など話す。

 

不思議と分娩台に乗ってから痛みが和らいでいる。助産師さんの準備も整い、「掛け声かけたらいきんでね」と言われる。

そうだ、先輩の言ってたことここだ!おへそみて・・・「やー!!!」「やー!!!」息の続く限り頑張る。

ドクターが手にメスを持っている。

「これがうわさの会陰切開か?」と思っている間にサクっと切られる。

切られた感覚はあるけど痛みは感じなかった。

「うー!!!」赤ちゃんの頭が出掛かっているのがわかる。

 

次で出る!!

せーのうーん!   

でたぁ!!!   

 

分娩台に乗ってからわずか13分で無事生まれました。

なんだかんだ、お祭りみたいで楽しかった出産でした。

著者:comic

高齢里帰り出産。楽しくお祭りのようなお産を経験しました。看護学生さんも一緒にワイワイみんなで乗り切ったお産でした。

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