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立ち会い出産を希望したけれど、逆子が直らず…。帝王切開を悩み悔やんだ日々

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「大丈夫ですよ。ほとんどの方は治りますから。出産まで治らない方はだいたい全体の5パーセントです。」

妊娠中期にさしかかった頃の妊婦健診で、担当医にたびたびこう励まされました。

エコー検査をすると、赤ちゃん逆子の状態で映ることがとても多かったのです。

30週に入っても治っていなかったら、逆子体操を始めましょうね。」

楽観的な性格もあり、その時までは特に気にすることはないのだな、きっと頭位になるだろうな、と思っていました。

 

妊娠中は食生活に気を配るのはもちろんのこと、マタニティヨガ教室に通い、天気が良ければ散歩にもでかけ、体に良いとされることは一通り実践しました。

子供が産まれたら自分の時間なんて取れないから、今のうちに好きなことを全部しておいたらいいよと先に出産していた友人から聞いていたこともあり、資格取得の勉強にも時間を割きました。

つわりが長く続いたこと以外、幸い妊娠中のトラブルもなく、妊婦生活を満喫していました。

両親学級にも通い、立ち合い出産を希望していた夫とその日がくるのを待ちわびていました。

 

ところが、30週に入っても逆子の状態は一向に治らず、ついに逆子体操を始めることになりました。

大きなお腹でこの体操をするのは息苦しく、腰にも負担がかかるし、本当に大変で途中でもうやめてしまおうかと心が折れそうになったこともありました。

それでも立ち合い出産できる日を夢見て、ただひたすら耐え、頑張りました。

しかし、赤ちゃんが大きめということもあったのか、ついには頭位に戻ることはなく、予定帝王切開の日取りが決まりました。

 

なんでこうなってしまったのだろう、私がしてきたことの何がいけなかったのだろう

手術の日取りが決まった検診日の帰り道、自分を責め続けながらなんとか家までたどり着き、やっとの思いでドアを開けた途端、涙がとめどなく溢れ、声を上げて泣きました。

手術への恐怖心、逆子を治せなかったことの情けなさ、立ち合い出産を楽しみにしていてくれた夫への申し訳なさ、いろいろな感情がこみ上げてきました。

いてもたってもいられず、一縷の望みをかけて、この段階になってようやく逆子を治す方法を調べ上げました。

逆子治療にはいろいろな選択肢があったものの、30週半ばでは実践できるものもなく、のんびり構えていた自分自身に心底腹が立ちました。

そして、そのまま38週に入り、帝王切開での出産となりました。

 

「産まれ方なんて関係ないよ。あなたも赤ちゃんも無事だったから、それでいいのよ。」

母親に言われた言葉を素直に受け止められるようになるまで半年かかりました。

悩んで、悔やんだ時間を自分の中で消化できたときに、はじめて私の出産は終わったような気がします。

日々成長を続ける子供の笑顔を支えに、今は毎日子育てに奮闘中です。

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著者:南国大好き
年齢:35歳
子どもの年齢:4歳、1歳

またいつの日か南国リゾートでのんびり休暇を満喫できる日を夢見つつも、現実は髪を振り乱しながら、男の子二人の育児に奮闘中。さぁ、今日もがんばろう。疲れ切らない程度にほどほどに。

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