私は3度の妊娠経験があります。
敏感に感じるほうで、生理が遅れて妊娠に気づくというより、ほかの体の変調から
「もしかしたら?」
と気づくことばかりでした。
最初の2回の妊娠時は、よく言われる初期症状の
「微熱が続く」
ところから始まり、だんだんムカムカした感じがし始め、眠気を伴い始める……。
といった具合でした。
3回目の妊娠で、初めてのパターンの初期症状に悩まされることになるとは思いませんでした。
最後の妊娠から7年たったころの妊娠。
次の子が欲しいと思ってはいましたが、なかなか授からず、気づいたらこんなに間があいていました。
高齢出産になってしまったことで、若いころとホルモンバランスも違ったのでしょうか?
今までとは違う変調は突然やってきたのです!
ある日、舌の両脇に若干の痛みを感じるようになりました。
最初は口内炎でもできたのか?
はたまた入れている銀歯が合わなくなって舌を刺激しているのか?
そう思っていました。
治るどころか日に日に痛みが増し、舌全体に広がりました。
そして舌の表面もほぼ味を感じなくなり、苦みだけがわかるようになりました。
痛みで唾液が飲み込みにくく、喋るのが難しくなってきました。
「歯医者さんに行こうかな……」
そう考えていたとき、そういえば生理が遅れているな、と気づきました!
そして基礎体温も高温のままです。
まさか!と思いながら、わずかな可能性に賭けて検査薬を購入!
結果は『陽性』だったのです。
インターネットで『妊娠 初期症状』などのワードで検索してみても、舌のしびれや違和感に関する情報はあまりあがっておらず、初期症状のひとつとして感じる人は少ないのだと言うことがわかりました。
しびれの原因として考えられるのは、
「亜鉛不足になると味覚障害を起こす」
というところ。
はたまた
「肝臓の動きが悪いと苦みを感じる」
という症状もあるようです。
20代での出産とは違って、30代後半の今は体質的にも衰えがあるのかもしれません。
薬局で亜鉛のサプリメントを買ってきて飲んでみたり、日頃の違和感には、飴をなめたりして苦みをごまかしたりしました。
ハチミツに生姜をスライスしたものを漬けて、それをなめたりジュースにして飲んだりもしました。
そうこうしているうちに、いつの間にか痛みが消えてしまいました。
痛くて苦しくてご飯が食べれなかったとき
「治ったら美味しいもの、たらふく食べてやるー!」
と意気込んでいたのに、そのあと襲ってきたつわり…。
今度はつわりに妊娠8か月まで悩まされてしまいました。
つわりが終わってすぐ、今度は切迫早産で入院し、結局、3度目の妊娠は最後になるだろうとマタニティライフを楽しむ予定も、おいしいものは何も堪能できないまま出産したというオチでした!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
年齢:30代後半
子どもの年齢:11歳、9歳、1歳
楽しいこと大好き☆アウトドアでもインドアでも楽しみたい!アクティブママです。
3姉妹に翻弄されながら。母親として成長中です!
「叱らないで育てる!」を目標に掲げて子育て法を模索しています。
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