妊娠・出産・育児の情報サイト


自分の退院前後も連日のGCU通い。双子出産後、3週間目の退院まで

f:id:akasuguope01:20150918184020j:plain

緊急帝王切開でなんとか無事に生まれた、我が家の一卵性双子男子。

1子は2200g2子は1900gで、1子のほうは特に問題なさそうということだったのですが、ミルク吐きがひどく、2人揃って仲よくGCUへ入院しました。

その頃私はお腹が小さくなったことで仰向けに寝られる幸せを堪能しており、傷口の痛みを感じると即、

「痛み止め追加お願いします!」

と、1ミリも我慢せず過ごしていました。

 

私も入院していた間は、約3時間ごとに車いすでGCUに行き、1人におっぱい、もう1人にミルクをあげていました。

GCUに入るには手洗いうがい、使い捨てエプロンを着用します。

お腹を切りたてなこともあり体がとても痛い。

さらに暖かいGCU内でエプロンを着ていると暑い。

2人の授乳、おむつ替え、抱っこなどをしていると、最低でも1時間はGCU内にいることになります。

子供はぎくしゃくした動きをして、外界を認識できている感じはしませんでした。

私もまだ触るときも授乳するときもおっかなびっくりでした。

なるべく子供のそばに居てあげなければと思いつつも、自分が倒れたら子供は困ると思い、GCUの看護師さんに体力の限界を訴え1時間程で退出するようにしていました。

 

夜中は看護師さんが大きい1子のほうを病室につれてきてくれ、授乳。

その授乳後次の授乳までの間に2子用の母乳を絞り、看護師さんに届けてもらいました。

そして、どんなに疲れていても気が立っていて眠れませんでした。

また、同室のあるおかあさまが生まれたばかりの子供の世話をしつつ、毎夜助産師さんと1時間以上話してらっしゃるのです。

きっと体も心も限界だったのだと思います。

ただ、その会話がずっと耳に入ってきて、深夜ラジオのリスナー状態でした(今はいい思い出ですが……)。

そんなこともあり、術後5日目の診察でいつ退院してもいいけど、子供もいるから一緒に入院しておく? という誘いを断り、その日に退院しました。

幸い病院は自宅近くなので、

「毎日通います! また明日!」

といって管理入院も含めた約5か月の入院が終わりました。

 

通院1日目、夜中絞った冷凍母乳を持ち朝8時半に病院入り、GCUに行き授乳。

GCUから出ているときは病棟の授乳室の長椅子で横にならせてもらっていました。

そして18時半まで授乳を繰り返し帰宅。

正直退院したこと後悔しました。

入院していれば自分のベッドがあるので、たとえ少しでも休息ができます。

ただ通いだと長椅子ですし他の方も出入りする場所なので、体が休まりません。

これは失敗したかもしれない、とよれよれになって子供に帰る挨拶をして帰るとき、助産師さんがいってくれました。

「夜は私たちがしっかり育てるから安心して! あなたはがんばりすぎ。もっと早く帰って休みなさい!」

その時、ああ私は今子育てをしているんだと初めて思いました。

なんとなく妊娠の延長というかんじだったけれど、今は病院のスタッフさんと子育てをしている、これは大人になるまで続く、もっと力を抜かないとばててしまうから自分をしっかりもとうと思うようになりました。

 

幸い、術後は11日と体力が回復していきました。

病院にいる時間もその日の自分の体調によって16時で帰ったりと調節し、自宅では夜中母乳をしぼった後、即自分の布団で寝ました。

やはり自分の布団ではよく寝られます。

一番つらかったのは初日で、次の日から徐々に体力もついてきて、GCUのスタッフさんと話したり、保育器の中の子供に対しての“おっかなびっくり”がなくなり、自然に抱っこできるようになってきました。

そして1週間後、大きいほうの1子がGCUから出て産婦人科病棟で過ごすことになり、そのさらに1週間後、小さい2子もGCUを出ることになりました。

子供の入院はトータルで3週間になりましたが、最後の1週間は2人とも産婦人科病棟でお世話をしており、GCUと違って2人を並べて寝かせてみたり、2人の手をつなぎあわせてうれしくなったりと、楽しく過ごすことができました。

 

入院中ありがたかったのは、病院内なので聞きたいことがあれば助産師さんにすぐ聞けること、毎回授乳量、体重を量っていたので、母乳はちゃんと出ているのかと不安になることがなかったことなどです。

沐浴も教えてもらいながら何度もやりました。

退院後の不安をなるべく消してあげようといろいろアドバイスしてくださったスタッフの方たちには感謝してもしきれません。

退院基準であった体重2300gになったのは、1か月検診のちょうど1週間前でした。

その頃には子供は目を開いてあちらやこちらをきょろきょろしていました。

生まれて3週間でずいぶん変わったな、この先もどんどん変わっていくんだろうなと思いました。

3週間の間、子供たちは病院のスタッフの方に一緒に育ててもらいました。

もちろん子供はこの3週間のことを覚えていないでしょうが、わかるようになったらこの入院の話をしてあげようと思います。

「また来週の1か月検診で来ます!」

と言って、子供達の退院を迎えました。

f:id:akasuguope02:20151231153348j:plain

著者:シオモミ
年齢:35歳
子どもの年齢:1歳7か月の双子

夫の転勤を機に出版社を退職、京都へ引っ越したが即双子を妊娠。観光をする余裕もなく現在一卵性双子男児の育児にあたふた過ごしている。好きなものはマンガ、映画、本、アニメ、お酒。この一杯のために生きている系で、家にビールサーバーを置くのが夢。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。