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切開?穿刺?麻酔なし!? 重症化した乳腺炎で外科へ…!想像しただけで痛そうな処置の実際

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産後2ヶ月で、乳腺炎になってしまった私。

胸の異変に気づいてからというもの、早め早めに産院の母乳外来や桶谷式の母乳相談室へと足を運んだのですが、マッサージでは症状を解消できず、1週間後、ついに外科の受診を勧められてしまったのでした。

 

乳腺炎で外科、って、一体どんな治療が待ち受けているのでしょう? 

経験者である友人に聞いたりインターネットで調べてみたりしたところ、

どうやら切開や穿刺で胸に溜まってしまった膿を出すみたい……

想像しただけで痛そう! 

できれば避けたい!

 

ところが、まさにそう考えていた日の夜のこと。

突然、身体に悪寒が走ったのです。

「まさか風邪まで引いちゃった!?」と不安になったのも束の間、みるみるうちに体温は39度近くまで上がり、胸も赤く熱く腫れてパンパンに。

THE重症乳腺炎患者の出来上がり……涙。

寝返りも打てないほどの痛みに襲われていても、息子は2~3時間おきにお腹を空かせて目を覚まします。

幸せなはずのおっぱいタイムも、この時ばかりは修羅場に。

息子の小さな手や口がちょんと触れるだけで、激痛のあまり悶絶……。

私は一睡もできず、泣きながら授乳を繰り返しました。

「乳腺炎は陣痛より辛い」という言葉は大袈裟ではないと、深く納得!

ベッドの中でなんとかスマホを持ち上げ、病院を検索→連絡→予約交渉、という偉業(笑)を成し遂げた私は、翌朝一番で乳腺外科を受診することになったのでした。

 

まずは、エコーで胸の状態を確認。

やはり炎症が広がり、膿がたまっているとのことで、即座に穿刺して吸引することに。

先生「麻酔が母乳に及ぼす作用はほとんどないと言われていますが、赤ちゃんへの影響が気になる方には麻酔なしで行うこともできます」

私「……じゃあ、麻酔なしでお願いします……」

というわけで、ダイレクトに針をぶすり! 

その途端、胸にはキューッと締め付けられるような感覚が。

と同時に、注射器には膿が流れていきます。

初回は、1度の穿刺で100cc近い膿が出ました。

そして、あれだけ腫れ上がっていた胸はみるみるうちにしぼんでいき、熱さも痛みも嘘のようにスーッと消えていったのでした。

先生が神様に見えた瞬間!

針を刺すのは、もちろん痛い。

指す角度や場所によっては、処置後にも痛みが出て起き上がれなくなり、別室で小一時間休ませてもらったこともありました。

それでも、受診前夜の辛さに比べれば、はるかにマシ! 

――その実感があったから、私は治療を乗り越えられたのかもしれません。

 

乳腺炎で外科にかかると、長期の入院や通院が必要になるケースもあるようです。

私は通院での穿刺だったのですが、症状が落ち着き受診の間隔を空けられるようになるまでに、2ヶ月かかりました。

家から病院までは電車を使って30分。まだほとんど出かけたことのない息子と一緒の通院。

最初の週は毎日、翌週は1日おき、というペースだったので、「いっそ入院させてほしい……」と思ったこともありました。

振り返ると、この機会に電車デビューを果たした息子。

それまでほとんど家に引きこもっていたことを考えると、公共機関やベビーカーに慣れることができ、外出へのハードルが下がったことは、怪我の功名と言えるかもしれません(笑)。

 

とはいえ、乳腺炎はもうこりごり! 

産後8ヶ月になった今も、たまに胸が張ることがあるのですが、そのたびにあの生き地獄を思い出してヒヤリとします。

そんな時は、こまめに授乳や搾乳をしたり、症状によってはおっぱいマッサージを受けに行ったり。

これからも、残りの授乳期間で二度と乳腺炎を繰り返さないよう、しっかりケアしていきたいと思っています。

 

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著者:cosmic
年齢:36歳
子どもの年齢:0歳5ヶ月

フリーライター。女性誌やWEBなどで執筆。遠距離結婚生活を経て、2015年に長男を出産。“東京で仕事”と“関西で育児”、両方の暮らしを楽しむのがマイテーマ。目下、知らないことだらけのベビーワールドをキョロキョロ探検中です。

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