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妊娠後期、突然の吐き気と頭痛…!医師と夫の的確な判断で、母子ともに無事の出産

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私は急な容体変化から、大学病院での緊急帝王切開を経験しました。

 

出産予定は4月13日。

予定は1か月以上先。

3月2週目に産休に入り、荷物をまとめて里帰り出産をする予定でした。

妊婦健診でも一切の異常なし。安静にするよう言われたぐらい。

その頃、仕事に対する責任感から少しだけ無理をしていました。

ちょうど、仕事上とても責任ある立場からストレスもありました。

朝7時に家を出て、10時に家に帰るということもしばしば・・・。

とても妊婦とは思えない仕事量でした。

 

容体が悪化したのは3月1日の夜。いつも通り仕事をこなしていると、

肩こりや頭痛がしてきました。少し無理をしすぎたかな・・・?

水を飲み、横になれば治るだろうと思っていました。

主人と11時に就寝をしましたが、夜2時頃にものすごい頭痛と吐き気

目覚めてトイレに直行しました。次第に呼吸も荒くなって、胸がつかえるような苦しさに襲われました。

水を飲んでは吐き、横たわっても苦しい状況が続きました。

 

妊娠初期つわりは比較的軽い方でした。

なので、これが妊娠後期の後つわりなんだろうと思い、こんなに苦しいのかと感じました。

もともと偏頭痛持ちだったため、市販薬の頭痛薬を飲もうと手を伸ばしていました。

しかし、起きてきた主人に

「あかん。朝になるまでもう少しだからもうちょっと待って病院に行こう」

と言われ、2人で病院が開くまで待ちました。

どうしようもない吐き気と頭痛。

またお腹の子に何かあったらという不安から涙が出てきました。

不安の中、朝を待ち、主人がお腹をさすり添い寝をしてくれたことがとても印象に残っています。

 

いつも通っていた産婦人科に着くとすぐに検査が行われ、診断の結果

妊娠高血圧症候群

だと診断されました。

私は頭痛薬を処方してもらい点滴を受ければ回復すると思っていたので、医師から

「このまま赤ちゃんを摘出することになりそうです」

と言われた時は本当にパニックに!!

「嫌です!まだ産みません!」

点滴されながらそう答えましたが、聞き入れてはもらえません。

結局、婦人科から担当医同行で大学病院に救急搬送。

病院に着くと赤ちゃんの心音は元気でした。

大きさは約2000g、34週0日でとても小さい・・・。

元気なのは嬉しいけれど、こんなに小さいのに・・・どうにかもう少しお腹の中に留めておきたい。

 

病院に到着したのが午後2時頃。

それから私の気持ちなんか関係なく、どんどん帝王切開の手術の準備が進んでいきます。

こんなに小さいのに大丈夫だろうか。

「まだお腹に留めておきたいです!」

と手術を断固拒否しました。

しかし医者の一言が夫を動かしました。

「母子ともに死に至る可能性があります」

私の両親が呼び出され、主人が手術の同意書にサインをし、手術となりました。

また、検査で判明したのは私の胎盤は、普通分娩ができるようには育っていなかったこと。

里帰り出産やバースプラン(出産するまでの計画)、立ち合い出産が全て吹き飛びました。

体に半身麻酔がかけられ意識がもうろうとする中での、痛みのない出産はなんだかもの悲しくて、産声があがった時は産んだ!というよりも取り出されたという感覚でした。

しかし、医師がお腹から赤ちゃんを取りあげた瞬間、今までの吐き気、頭痛がウソのように体から抜けていきました。

私の体はどうやらその時妊娠に適応できず、限界を迎えていたようでした。

 

妊娠高血圧症候群』はとても怖い病気です。

私の場合、原因は妊娠初期のストレス。

それから妊娠初期の胎盤形成がうまくできなかったことが原因であろうと診断を受けました。

またあの時主人に止められず市販の薬を飲んでいたら、赤ちゃんは酸欠状態になり死産に至る可能性、私も脳いっ血などの可能性があったそうです。

動揺し、たくさんの涙を流したけれど、医者や主人の判断があって今があるのだと、ひとつひとつの選択に感謝をしています。

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著者:YUKA・PEACH
年齢:30歳
子どもの年齢:生後6カ月

今年3月に女の子を出産しました。妊娠高血圧症候群にかかり緊急帝王切開に。未熟児で生まれたわが子ですが、現在はスクスク育っています。今のところゆっくりした成長ですがそれもまた楽しい日々。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。