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「スルースキルを身につける」働きながらお腹の赤ちゃんを守るために学んだこと

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私は出産の6週間前まで勤務をしていました。

その際、妊娠と仕事の両立に大変苦労し、学んだことがありました。

 

仕事は、百貨店の化粧品コーナーでの販売です。

ちょうど私の妊娠中と同じ時に、百貨店の全体化粧品フロア自体が妊娠ラッシュだった為、妊婦が数人いる環境でした。

私のいた売り場では、まず私より数か月前に同僚が妊娠しました。

彼女はつわりがひどく、バックヤードで休むことも多く、特に体調がすぐれないときは早退をしてしまうこともありました。

つわりの辛さや、おなかのはりによる痛み、貧血などという妊婦特有の不調は、同じ女性とはいえなかなか理解しにくいのかもしれません。

そのうえ、私の売り場はどちらかというと

「妊娠は病気じゃない」

という風土。

やはり、人手が必要なタイミングで仕事ができないというのは周りに迷惑がかかります。

結局同僚は途中退職をすることになりました。

私は、同僚の

「休みたくて休んでいたわけじゃなく、本当につらい!」

という気持ちを知っていたので、この結末にとても苦い思いをしました。

 

そんな時に、自分の妊娠が発覚。

退職を決意した同僚のつらさを知っていたので、妊娠したことをすぐに言い出せず、悩みました。
妊娠を報告後、

「無理しないでね」

とは言ってもらえるものの、自分から辛いとは言えずに

「自分が勝手に妊娠したんだから、休むなんて甘えだ。

 しんどいって言ってはいけない」

そう自分に言い聞かせ毎日仕事をしていました。

 

そして、体に変化が現れました。

あるとき、勤務中におなかのはりがおさまらず、微量ではありましたが出血してしまいました。

妊娠8か月ごろのことでした。

私は、それまで

「誰にも後ろ指さされたくない」

と、半ば意地になり無理をしていました。

勤務中でしたが、すぐに上司に申告し、そのまま病院へ。

もしおなかの子に何かあったらどうしよう。

そればかり考えながら病院に行きました。

幸い、出血といってもおりものが少し色づく程度のものでした。

内診の時には出血しておらず子宮頚管も短くなっていなかったため、張りどめの処方をされ

「また出血したらすぐに来てください」

ということで事なきを得ました。

 

そのとき看護師さんから、

「確かに職場の人にも気を使うし、頑張ってしまうよね。

 でも、その子を守ってあげれるのはお母さんだけだよ!

 おなかが張るときは堂々と申告すればいいんだよ。

 こんな不安な思い、もうしたくないでしょ?

 勇気を出してちゃんと言う。それだって大事なことだよ!」

と言われました。

目には見えないけれど、おなかの子は私が母親。

母親である私がこの子を守らなければいけない。

おなかの子を守るためには、私が元気でなければいけないんです。

もちろん、自分の妊娠がきっかけで周りに支障をきたすことがないよう社会人としての配慮は必要ですが、やはり妊娠前と同じようにというのは難しいことも多いです。

おなかの子がすくすく育つためにも、自分自身のためにも無理は禁物。

もしかしたら、辛いと申告しても理解されないこともあるかもしれません。

でも、妊娠中のマイナートラブルは個々によって違うもの。

理解されないことのほうが当たり前なのかもしれません。

「頑張りすぎない。スルースキルを身につける」

例え何か言われても、自分のできる無理のない範囲で精いっぱい頑張ればいい。

それでも、何か言われてしまったときは受け流すこと、それができれば仕事と妊娠の両立も難しくないのではないかと思います。

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著者:まみ
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳10か月

もうすぐ2歳の、いつも元気な娘が、毎日たくさん歌を歌ったりおしゃべりをたくさんするので我が家はにぎやかです。
現在はイヤイヤ期真っ只中。そんな娘に振り回されあわただしくも、充実した毎日を送っています。

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