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「すぐ死なない」と言われても・・・!HTLV-1の数値に異常が見つかり、再検査の結果が出るまで生きた心地がしなかった

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「ご高齢なので……」

このフレーズを私は10分で何回聞いただろうか。

不妊治療で通っていたクリニックは遠かったので、妊娠が確定した後、紹介状を渡されて産婦人科を追い出される形になった私は、近所の大きめの病院にいくつか電話をかけ、そのうちの1つが受け入れてくれることになった。

個人病院というのは、ある意味、院長の方針がすべてなので、こういうこともあるのだろう。

納得はしていないが理解はしている。


冒頭は、出産を決めた病院の初回カウンセリングでのひとこまだ。

当時私は38歳になったばかりだった。

ええ、立派な高齢出産だとは思うが、だからって何度も「高齢」と繰り返さなくてもいいだろう……!と心の中で思いつつ、私は話を聞いていた。

 

妊娠中期になると母体のほうにいろいろ見つかった。

まずは不整脈。妊娠中は血液量が増えるので、そのせいで動機がひどいのかと思っていたが、心電図の結果、不整脈を指摘された。

24時間心電図をとるかどうかの境目だったが、産後に治らないようなら再び、ということで経過観察となった。

次に、血液検査が再検査になった。

HTLV-1の数値に異常があるという。

 

HTLV-1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)。

母乳を介して母子感染するウイルスで、母子感染を予防するために2010年の秋から妊婦健診の検査項目にもなっているそうだ。

「受けられたことあります?」

検査を受けていて、同じように数値に異常があれば覚えているはずである。

2010年秋といえば、長男が生まれた頃。

ということは、中期検査を夏ごろ行っているので、おそらく今回はじめて検査しているのであろう。

「キャリアだったとしても発症率低いし、なるのもだいぶ歳いってからだから、すぐ死にます!っていう話じゃないんですよね」

主治医の、ざっくばらんにもほどがあるだろう説明に笑ってしまったのだが、「すぐ死なない」といわれてもやはり気にはなる。

生まれてきた子に母乳があげられないかもしれない。

長男がすでにキャリアかもしれない。

再検査の結果が出る2週間、生きた心地もしないまま過ごしたのだった。


検査の結果、無事であることがわかりほっと一安心だが、高齢出産は物理的に大丈夫といえども、体は確実に歳相応なのである。

その後無事に出産し、子どももさほど大きな病気は見つかっていないが、年齢的、体力的なリスクはいつもどこかで考えておいたほうがいいのだなと、今回の出産では強く思ったのだった。

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著者:kikka303
年齢:39歳
子どもの年齢:4歳11ヶ月・0歳7ヶ月

1976年東京生まれ、都立北園高校出身。東京モード学園に進学するもインディーズブランドブームにのって学校を中退、以降フリーランスのデザイナーとして活動。その傍ら、複数のテレビ局にてデジタルコンテンツを担当。2010年に結婚&出産。現在は都内某所にてWEBディレクター職についている。超イクメン夫、チャラい長男、食いしん坊な次男との4人暮らし。

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