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病院到着後、5分で赤ちゃんの頭が!予定日より半月早く産まれた我が家のたからもの

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初めての妊娠。

初めてのつわり、不安、苛立ち、涙、喜び、楽しみ。

いろんな感情が押し寄せる10ヶ月間でした。

といっても10ヶ月も経たないうちに出産を迎えたので正式には9ヶ月半です。

 

その日は突然やってきました。

朝6時にふと目が覚め、おしるしらしきものが出て気になって眠れなくなりました。

おしるしについて予習はしていましたが、不安になりスマホやタブレットでもう一度調べ直しました。

するとネットには、

「少量の半透明で血は混じってないおりものがでて、力を入れるととまる」

と書いてありました。

少量で血も混じっていなかったし、破水のように流れっぱなしということもなかったので、安心してもう一度浅い眠りにつきました。

でもまたそわそわして目が覚め、トイレにいくと同じようなおりものが何度か出るといった状況を繰り返していました。

お腹は全く痛くなくて少し違和感がある程度、普通に朝ごはんもお弁当も作り夫と朝ごはんを食べていた頃、いつもとは少し違った下から上にお腹をえぐるような痛みがしてきました。

 

その後、赤ちゃんを迎える為のシーツや服などを洗濯している最中に不定期な痛みを感じ始めました。

凄く不定期なものだったので、本陣痛ではなく前駆陣痛なのだろうと判断してしまいました。

洗濯機がとまった頃には、そこそこの痛みに襲われており、少し休んで干そうと思い、夫を仕事へ送り出しました。

 

8:45、横になって体を安静にし、前駆陣痛が過ぎるのを待っていました。

しかし前駆陣痛だと思っていたものはおさまることはなく、痛みはどんどん増していくばかりでした。

さらに痛くなり、前駆陣痛がこんなにも痛いのかと思いながら、おしるしや多少赤いおりものも出てきたのでトイレにこもってうずくまっていました。

 

9:40、1時間程経った頃さっきの薄い赤色のおりものが気になり、夫に電話して相談しました。

とにかく不安だったので、声を聞いて安心したかったのです。

そしてしゃべるのもしんどいくらい定期的に痛みが押し寄せてくるようになってきました。

その時初めて、

「これもしかして本陣痛かも」

と思いました。

そして、夫に病院に電話して相談してみなと言われたので、冷蔵庫に出産当日焦らない様にと貼っていた、病院に電話をかけてから話をする必要事項を書いた用紙を見て電話をしました。

 

病院に電話がつながり看護師さんが出ました。

でも苦しくてなかなかうまく状況を話すことができないません。

全く余裕がなくなってきていました。

なんとか定期的にくる痛みに耐えながら看護師さんに名前や予定日、今の状況などを話しました。

すると

破水して陣痛がきているのかもしれません。タクシーか旦那さんのどちらか早い方を使って急いで病院に来てください」

と言われました。

私は少し動揺しましたが、すぐに夫に電話をかけ会社から帰ってきてもらいました。

会社から10〜15分の所に自宅があったのですぐに迎えに来てくれました。

うずくまる私を見た夫は駆け寄り、

「大丈夫か?」

と声をかけ急いで病院へ行く準備をし、車をアパートの前まで回してくれました。

今思えば、素早い夫の対応と行動に感謝しています。

そして毛布を腰に巻き車までゆっくり歩いていきました。

夫を待っていた間、少し我慢が出来ずいきんでしまったせいか、階段のおどり場で頭が少し出ているような気がして焦りました。

車に乗って椅子のシートを倒して痛みに耐えながら、20分くらいかかるかかりつけの病院へと急ぎました。

 

10:40頃、病院に到着。

痛みに耐え切れず何度もいきんでしまっていました。

そのせいで頭が出てきてしまっているのではないかという不安と焦り、病院に着いたという少しの安心感で頭の中はぐちゃぐちゃでした。

看護師さんが、車椅子を持って駐車場まで迎えにきてくれました。

そして、そのまま外来の診察台へ。

 

先生に子宮口の開き具合を確認してもらおうと思ったその瞬間、赤ちゃんの頭が出てきました。

病院について5分後の出来事でした。

先生は、

「もうダメだ!このままいくぞ!」

と7、8人くらいいた看護師さんと一緒に急遽外来でとりあげて頂きました。

外来の検査台に上がってから出産するまで5分、10分しかなかったのですが、赤ちゃんが子宮口の辺りで出よう出ようと一生懸命になっているのが感じとれました。

ギューと締め付けるような痛みもあり、苦しかったのですが、

「頑張っている赤ちゃんの為に頑張ろう!私がこの子のお母さんなんだ」

と感じました。

力尽きて何も考えられなくなっていた私でしたが、赤ちゃんが大丈夫なのかが気になって仕方ありませんでした。

赤ちゃんは先に2階へ連れていったとのことで、会うことができないまま私も後を追うように2階へ行きました。

待合室にいた夫に声をかける余裕のない私の代わりに、看護師さんが

赤ちゃん生まれましたよ」

と伝えてくれました。

 

2階へ一緒に上がり、2時間ほど分娩台の上へ安静にしてくださいとのことだったので横になり、夫が先に保育器に入った息子に会いに行きました。

戻ってきて夫が

「すごく小さかったけど、元気に手足動かしててたよ」

と教えてくれたので、その時安心で力んでいた肩もスッと力が抜けました。

 

分娩台の上で2時間過ごした後病室に移動し、また3時間の安静をとった後、ようやく初めてわが子に会えました。

小さくて可愛くて愛おしくて、何よりも大切なものが出来たと人生で感じたことのない気持ちになり涙が溢れてきました。

実際よりも半月も早く生まれ2496gの少し小さめの息子の小さな手を見て、この手を一生離さずに私がこの子を守っていこうと心に決めた日でした。

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著者:マリッサ
年齢:29歳
子どもの年齢:6,4,2歳

6歳4歳2歳の三姉妹ママ。三女が生まれてからはパートで仕事を始め、仕事と育児に追われあっという間に終わる1日の中で子供の小さな成長も見逃さないように過ごしたいと思う今日この頃。授乳も終わり、月に1回呑みに行くのが唯一の息抜き。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。