ゼクシィBaby みんなの体験記


帝王切開後、2人目を経膣分娩希望。刻々と迫る手術のタイムリミット、来ない陣痛に気持ちばかりが焦ってしまい…

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3人目の妊娠です。

1人目を帝王切開で産んでいるので、普通の病院では経膣分娩は出来ません。

設備の整った系列病院に転院しました。

 

片道1時間弱かけて通い、診察にはいつも3時間以上待ち時間がある…そんな不便な病院でしたが、全ては下から産むため!!と我慢していました。

けれど、39週の健診の時、先生に「手術日はいつにしますか?」と言われたのです。

なんと、予定日を過ぎたら即手術とのこと。

リスクがあるのは承知の上で経膣分娩をすると決めたのに、あんまりだ…。

私は赤ちゃんが出てきたい時に出てきて欲しいのに…と、とても苦悩しました。

年末年始とも重なり、手術可能な日が限られて、さらに嫌な気分になりました。

極力手術日を遅らせたかったのに…。

 

結局、予定日を4日過ぎた日に手術日を指定させられました。

「それまでに陣痛来たら下から産めるから」と言われ、毎日毎日気ばかりが焦り…。

手術の2日前に健診があり、その時に「子宮口が5センチ位開いてるからもしかしたらもうすぐ産まれるかもよ。」と言われたので、「じゃあ手術日を延ばしてもらえませんか?」と尋ねたら、「リスクが上がっていいならいいよ。おすすめはしない。」と半ば脅しの様に言われ、私はそれでも構わなかったけれど夫に反対され、泣く泣く諦めました…。

 

どうかあと2日で陣痛が来ます様にともうそれを願う事しか出来ませんでした。

けれど、手術前日は病院で過ごさなければいけないし、とてもリラックス出来る環境ではないので、無理だろうなと諦め半分ではありましたが自分をなんとか奮い立たせて出来る限りの事はやってみようと思い、スクワットや階段の上り下り、焼き肉、オロナミンC、ラズベリーリーフティーを大量に飲んでみたり、陣痛が来ると見聞きしたあらゆる事をやってはみたものの効果はなく…そのまま入院となりました。

 

入院中、奇跡的に陣痛が5分間隔までになりすごく嬉しくて、奇跡の娘!!と思っていたのもつかの間、どんどん陣痛が遠ざかり刻一刻と手術時間が迫ってきて気持ちだけが焦ってしまいとても辛かったです。

お腹の赤ちゃんに「早く出てこないと無理矢理出されちゃうよ!!」とつい責めた様な事も言ってしまいました…。

自分が赤ちゃんが出てきたい時に出てきて欲しいと願っていたくせに、今度は早く出てこいなんてなんと身勝手な事言ってるんだろうと情けなくなりました。

けれど、結局タイムリミットがきてしまい…。

助産師さんが気を利かせてくれて先生に陣痛が来てるので、手術を遅らせられないか聞いてくれる事になりました。

取り敢えず診察をしてみて決めるとの事で内診がありました。

確かに子宮口は開いてるし、子宮口も柔らかくなっているけど、頭がまだ高い位置にあるし陣痛があまり来てないからねー。との事で手術になりました…。

 

もう私は二度と経膣分娩は出来ないんだという切ない気持ちでいっぱいでした。

手術の準備が怒濤の様に行われ、恐怖心から震えが止まらず看護師さんと助産師さんが握ってくれていた温かい手だけが心の支えでした。

手術中、先生が「薄くなってた」と言っていました。前に手術した部分が薄くなっていた様でした。

あっという間に赤ちゃんは出てきました。

後は、ながーい縫合があるので眠らせてもらいました。

 

病室に帰ると一番上の娘が「ママがんばったねー。」と泣きながら言ってくれたので、私も夫も実母も、もらい泣きしてしまいました。

今思えば、経膣分娩していたら、薄くなってた所が裂け子宮破裂していたかもしれない。そうなると、赤ちゃんは産まれて来られなかったのかもしれない。

未だに経膣分娩での出産に未練がないとは言えませんが、無事に産まれてきてくれたのでよかったです。

 

著者:メイ

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