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妊婦検診は2回だけ、分娩台で2時間放置…常識破り?!イタリアでの出産

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結婚して1年、新しい生活に慣れてきた頃に、突然夫のローマへの転勤が決まりました。

出発寸前に妊娠が発覚して、飛行機は危ないと夫に言われ、安定期まで急遽実家で生活してからイタリアへ引っ越しました。

日本のように頻繁に検診がないと聞いていましたが、本当に引っ越してから出産寸前まで2回の健診のみでした。

「予定日前に陣痛がきて耐えられなくなったら、自分で救急病棟に来るしかない」

と最後の診察で言われただけ。

妊娠40週前に出産する妊婦さんもたくさんいるのに、何ともいい加減だなと思いました。

 

41週と3日目の検査でも前駆陣痛だけだったので、

「誘発促進剤を打つから、明日の朝パジャマと下着を持って救急病棟に来て」

と言われました。

次の日、言われた通り救急病棟に向かい、問診票を記入してから病棟に案内されました。

 

隣のベッドの妊婦さんは陣痛がすでに始まっていて、家族がいる中、痛みに耐えられず叫びまくっています。

私もこうなるのかと眺めていると、看護婦さんが促進剤である膣座薬を持ってきて誘発が始まりました。

始めは何の変化もなかったのですが、6時間後、いきなりお腹が痛くなり7分おきの陣痛が始まりました。

5分おきになって痛みに耐えられないと訴えても、

「まだまだ分娩室に行くのは早い」

と言われ病棟のベッドの上で、痛みをこらえていました。

 

30分ほど陣痛に耐えていると、ベッドの上が生暖かくなっていくのを感じ、破水だと気づきました。

看護婦さんに伝えると、分娩室に移動するからと、1階にある分娩室まで自力で歩かされました。

分娩室は全部で6部屋あって、お産がフル回転で行われているようでした。

案内された部屋の隣の部屋で分娩中の方の悲鳴が聞こえます。

分娩台を見ていると、私の前に出産した方の出血が残っており、さすがにここには座れないと助産士さんに言うと、別の部屋を案内されました。

 

担当したのは男性の助産士さんでした。

痛みがどんどんひどくなってきて、誰でも助けてもらいたい状態だったので、嫌だとも言えませんでした。

無痛分娩の麻酔をお願いしていたのですが、子宮口の開きが足りないからまだ打てないと言われ、2時間ほど3分おきの陣痛に耐えました。

助産士さんの数より、お産している妊婦さんの方が多かったみたいで、私の助産士さんも他の妊婦さんのお産を同時にみていました。

そのため、もう一人の妊婦さんが出産している間2時間くらい、ほったらかしにされました。

 

助産婦さんが戻ってきたころには子宮口も開いてきて、無痛分娩の麻酔を打ち、麻酔の効果で急に寒く感じました。

麻酔の効果が出たころから、耐えられる痛みになり楽になりました。

3時間後助産婦さんに、「頭が見えてきた」と言われ、その後は早かったです。

選択肢があったら男性の助産婦さんは選んでなかったけど、意外に上手だったのでよかったです。

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著者:みみ

年齢:35歳
子どもの年齢:9ヶ月

2014年12月に女の子を出産しました。初産で右も左もわからない海外での出産だったので、新しいことの連続の妊娠生活でした。現在は帰国して、住みやすく何でも手に入る日本に便利さを感じながら、育児生活を楽しんでいます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。